先日修理完了したワルツ35の試し撮りをしたいなーと思っていました。

で、呉に用事があったので、小雨混じりのコンディションの中、試し撮りに行ってきたって訳です。
場所は「日本の道100選」に選ばれた呉の「美術館通り」周辺です。
光がないとドーノコーノ言う人がいますが、ワタシは雨の日の写真が好きなんですよ。人と同じ写真を撮っても面白く無いですからね。
では、作例いってみよう!
カメラ:WALZ35
レンズ:S Kominar 4.5㎝ F3.5
フィルム:ARISTA EDU Ultra 100
現像:R09 静止現像 1:100 60分
定着:ラピッドフィクサー
スキャン:Nikon COOLSCAN Ⅴ ED
ワルツ35で試し撮り
入船山にある旧呉海軍工廠造機部の屋上から移設された塔時計です。大正10(1921)年に海軍工廠に設置されたそうなのでこのカメラよりずいぶん古いですなぁ。

もっとひどい写りを想定していましたが、思っていたよりもかなり写りが良いです。さすがにフレアっぽさはありますが、ひどく傷みのあるレンズエレメントから考えれば驚きの写りだと言えるかもです。

空が滲む感じはハレーションぽいですがレンズの傷みによるフレアだと思います。

人によってはひどいフレアだと言うでしょうが、レトロ感を醸し出しておりなかなか良い味だと思います。

時計台の真下から狙ってみますと、針の凸凹は鍛造時の槌目でしょうか?解像感もなかなかだと思います。レンズの傷みがなければ更に良い写りなのでしょうね。残念です。

金唐紙のポスターを近距離で撮ったものです。なかなかの写りですよね。日東光学のコミナーはもっと評価されても良いと思うのはワタシだけでは無いはず。

籔内佐斗司の「走る童子」と共に走る?カエルを最短で撮ったものです。ピントも正確なようです。ポツポツ模様は雨が降り出したためです。童子の脚を棒っぽく入れましたが思った通りに入っていますのでファインダーの視野枠もほぼ正確と言えるでしょう。

上田直次「愛に生きる」という作品です。モノクロで撮ると生きているように見えました。素晴らしいです。後ボケはテッサー型っぽく硬い感じですかね。

黒川晃彦「切り株に座って」です。このSAX奏者の腹の肉感がすげ〜リアルなんですヨ。
ボケ感いいですよねー。

関孝行「うでをくむ男」実は美術館通りの彫刻で一番好きです。通りがかりのオネーサマ方が「あーこれ、男じゃねぇ。ほうじゃね、男じゃね」と言っていましたw 立派なんが、ついてますからねwww

眼鏡橋の上、線路が走る架道橋です。銘板が読めるかと思いましたが少し手ブレしていて判読不能でした。あれだけ酷いレンズでこれだけ写れば御の字ですね。
レンズが傷んでいないWALZ35を使ってみたいですが、ほぼ流通がないんですよねぇ。
あとがき

最後まで読んでいただき感謝です。
レンズにひどい腐食がありましたから期待はしていませんでしたが、なかなかの写りで驚いてしまいました。WALZ35はもっと評価されても良いカメラだと思いました。
まあ、有名評論家が評価すれば人気がでるのでしょうが、私みたいなド素人が評価しても人気は出ないでしょうから良い物があればもう一台入手してみたいものです。
しかしレンズ腐食が持病であれば、正常なものを探すのは困難かもですね。





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