土曜にお預かりしたワッコさんのペンEEです。
問題点はぼわーんと写るそうです。
さて、状態を見てみましょう。
一番の問題点は
コレ
シャッターが開きっぱなしになります。
開くのはパッと開きますが閉じません。
いつもバルブ状態だったみたいです。
その他
レンズがグラグラします。
赤ベロが出ません。
後玉が曇ってます。
ファインダーがキタナイ。
ペンEEの持病っぽい症状が多数です。
では、分解しながら検証です。
まずは赤ベロも出ないことだし
セレンの状態をチェックです。
具体的には軍艦部をバラしてメーターの針の動きを見ます。
左が暗いとき右が明るいとき。
針はビンビン動いています。
セレンが死んでいたらペンEE系はアウトなんですがセレンがOKなので直りそうです。
一見問題ないようなのですが、左の暗いときセレンには全く光を当てていませんので
針はもっと右まで下がらなくてはいけません。
針の下に見える階段状の部品より下がらないと赤ベロはでないのです。
突っついてみると何かが引っ掛かって居るみたいです。
レンズがグラついているということは、またあれかなぁ....
つぎはレンズのグラつきをチェックです。
本体を分解してたら、ぽろり。
白くペイントしてあるネジが出てきました。
やはりそうでした。
ネジが2本飛んでいます。
あとの一本はどこへ行ったのでしょう。予想はついていますが....
それは、ココ!
メーターの中です。
同じようにココのネジが外れてメータの磁石にくっついているペンEE(EESです)は前にもありました。
コレはペンEE系の持病みたいです。
レンズのグラグラには注意しましょう。
レンズ裏のシャッタユニットの白ペイントのネジが外れてメータの磁石にくっついている可能性がありますw
コレでレンズのグラつきとメーターの問題(赤ベロも)は解決です。
次は光学系。
まず後玉。
かなり曇っています。いやな予感。
やはりコーティングが傷んでいました。
これはペン系だけでなくこの頃のオリンパスのカメラによく見られる持病です。
逆光はキビシイかも知れません。
シャッタの引っかかりの原因は羽根の粘りではなくココ
でした。軽く注油してOKです。
ここまでくれば修理できる確率は100%ですね。
レンズのコーティングは直りませんが...
続きはまた明日。
そして大和さんの速写ケースは
ほぼ完成しています。
ですが満足の仕上がりとまではいきませんでしたので
おまけを制作中。
もうしばらくお待ち下さい。
そうそう
マフィン
うまかったです。
ワッコさんごちそうさまでした。
ホント世間て狭いものですねw
コメント
うわー!
もう完成ですか(*´∀`*)嬉しいなぁ
連れて歩くのが楽しみです!
ワクワクして待ってまーす♪
コンバンワデスw
タダイマデスw
土曜日はアホフタリがチャーチャー喋り捲りで
ゴメンナサィデス(><)
バーチャンのカメラ
20年間倉庫にホッチラカシで なんだかかわいそうな事になってたんですねぇ
ご丁寧にありがとうございますです☆
マフィン☆思ったよりサクサクでw
あれから水尻で食べましたw
ホント・・・世間は狭かとですね(^▽^;)
私も驚きましたw
大和さん、コンバンワッス。
速写ケースちょっと問題点アリですが(プロならばボツでしょうが…)使えないわけではナイので…[E:coldsweats01]
おまけ付けますのでご勘弁を。
只今おまけ作成中です。
ワッコさん。コンバンワ。
ペン思ったより状態良かったですよ。
レンズのコーティング剥がれが無ければ良かったのですが、オリンパスの持病なのでしょうがないですね。
ウチのオリンパス製品も数台が同じ病気です。
て言うか、もう組上がりました。後はモルトなんですが
メンドクサイ[E:gawk]
カメラ直すのは好きですが、モルト貼るのは未だにキライ。
ウチにも直っているのにモルトを貼ってもらえずに使えないカメラがいくつかあります。
なので、もうしばらくお待ちを。