イギリスのカメラ屋さんからやってきたウィルギンエディクサ16です。
ドイツ製の16ミリカメラですね。
到着までにかなり時間を要しましたので首を長〜くして待っていた次第でありますw
Wirgin Edixa16
16ミリカメラは簡易的な構造なものが多いのですが、これは精密感溢れるカメラです。
24x38x84とかなりコンパクトです。
レンズはシャハト ウルム ドナウ の トラベナー25mmF2.8と素晴らしいものが搭載されています。
1965年の資料では198DM(ドイツマルク)とありました。クセナー付きもあったようでこちらは225DMだった様です。
シャッターと絞りは組み合わせが決まっていて露出はEV値で設定する直線的プログラム方式といえるタイプですが、専用メータも有りますがプログラムマップは簡単なので十分カン露出で使えますし単体露出計でEV値がわかるものならば使えます。
説明書を見るとちゃんとプログラムマップが書いてあります。
真面目なドイツ製のカメラらしいですね〜。
画面サイズは12x17ミリでドイツ仕様のカートリッジを使用します。ドイツでは標準的なものらしいですが日本では入手困難です。
ですが、もちろんカートリッジが付いているのを確認して購入しましたから、フィルム再装填で使えそうです。
早速16ミリフィルムを装填して試写
全体的にドイツ製品らしくカッチリした作りで、巻き上げも気持ちよくピント、露出設定、レリーズボタンどれを取っても、気持ちよく操作できます。また、ファインダーが素晴らしくローライ35シリーズより良いのではと思えるほどです。
45cmにカットしたフィルムを装填したので20枚ぐらいは取れるかなと思っていましたが、15枚で巻き上げできなくなりました。
かなり早く打ち止めになったので、心配しながら現像です。
現像結果は?
はい、綺麗に写っていました。が、見ての通り傷が多いのです。ネガを見るとコマ間が広く無駄が多い。結果45cmで、たったの15枚しか撮れていませんでした。
買ったとき装填されていたフィルムを抜き出して長さを測ってみると、55cmほどでしたので20枚撮影するには55cmが必要な様です。
傷が多い件は原因を究明する必要がありそうですね。
逆光にはやはり弱いです。
それと無限遠に合わせて撮った写真がどれもぼんやり。
無限遠が出ていないかも。調整が必要かなぁ。
近いうち無限遠のピントを確認します
条件が良ければかなり良く写りますね16ミリとは思えないレベルです。
しかしほんとに傷が多い。
いずれ無限遠の確認とネガ傷の原因を探ってみます。
コマ間が広いのはどうにもなりませんが…
Wirgin Edixa16
Schacht (Ulm-Donau) Travenar 25mm F2.8
ORWO UN54 / ISO100・16mm
D76処方20℃:6min.
sony a7m2 digitaize
最後まで見ていただき感謝です。
作例写真を大きいものに差し替えました。
16mmフィルムが手に入るうちに楽しんでみませんか?
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