Kiev Ⅲa ジャンクカメラの分解修理 その2

さて、Kiev Ⅲaその2っすw
その1はこちらw
一番の問題点シャッターに取りかかります。

Kiev 鎧戸シャッターの整備

シャッターユニットを分離します。
Img_5935
そして注意深く観察します。
Img_5938
正常ならば巻き上げるとシャッタ膜が矢印の向きに巻き上げられてゆき、赤丸の部分が上がってゆき
黄丸のフックに引っ掛かりるはずです。
Img_5937
しかしフックは固着しておりまして、正常に作動しておらず、引っかかりません。
シャッターチャージの不良は予想通りこのレバーの固着が原因でしたので、リンク部分を分解しサビを落として注油しました。

ファインダーと連動距離計

前に分解整備したドレイカイルプリズム式距離計も複雑で特殊でしたがContaxで採用されたシュヴェンクカイルプリズム式距離計も特殊です。
Kievも当然同じ距離計が搭載されています。

超汚いファインダー窓
Img_5933
マウントにプラスネジがみえますが、無くなっていたところに手持ちのネジをつけました。

距離計窓も汚いです。
ここに特徴的なシュヴェンクカイル(旋回式)プリズムがあります

Img_5934

全部取っちゃいましたw(写真はカマボコ型のプリズムが残っています)

Img_5939
プリズム類を全て洗浄しましょう。
Img_5941
カビだらけですねー。
簡単に言うと光学ガラスの棒です。
取り扱いは慎重に!

Img_5940
ファインダーの保護ガラスもカビてます。

セレニウム式露出メーター

露出メーターも取り外して分解しましたが写真を撮り忘れてしまいました。
Img_5948
どうやら少し感度が低下しているようですが、今回は清掃のみでそのまま閉じました。

元どおり組み立てたら完成です。

JUPITER 8M 2/50

コンタックスマウントのレンズヘリコイドが無いんで整備は簡単です。

しかしぐにゃりと変形した、レンズのフィルター枠をどうするか悩みました。
Img_5942
ウクライナ辺りのショップでフィルター枠が破損欠落したジュピター8mをよく見かけるからです。
多分アルミの鋳物製でもろいと思われます。

ずっと前に入手したZeissのsonnarもフィルター枠がグニゃっと曲がった状態でうちにやってきましたが、フィルター枠は真鍮製らしく綺麗に修正できました。

ままよ、って?やはり逝っちゃいました。

とりあえず接着剤でくっつけとこw

結局レンズ自体も後玉のネジがかじっていて回らず、無理やり回してギタギタになりました。
Img_5943
しかし何とか復活。

最終確認

これでレストアは完了です。
Img_6586
見違える様に美しく…     見えますが、実際にはそうでも有りません(汗
でも調子は良いですよー。

レンズはデジカメで試写。
後玉のコーティングがギタギタなせいか、開放だと甘い感じですが意外と行けそうですね。
Dsc05347

こちらはF5.6まで絞り込んで。
ヘリコイド付きのアダプターを使ってるのでこんなに寄れます。
Dsc05351
後ボケがエヘン虫の様なギザギザになっています。
このサイズではわからないのです拡大!
Dsc05351_20220820145701
面白いですねー
Img_6587
KIEVの刻印の墨入れがはがれていましたので、
Img_6589
綺麗に墨入れして完成です。

終わりに

いつ壊れるか不安しかないキエフ3a(最近の呼び方だとキーヴと呼ぶべきなのでしょうか)ですが、とりあえずジュピター8m着けて、写真は撮れそうですね。
ContaxⅡ ContaxⅡa KievⅢa
コンタックス兄弟が3台になりました。
これ以上増えなきゃいいけどw

308098

この記事を書いた人
GRiyan

ぐりやんです。自称ジャンカメハンター。フィルムカメラに傾倒しています。ジャンクカメラを買い集めて、レストアするのに夢中です。ブログ歴17年。その他、タイヤが付いてる乗り物が好きです。特に2輪のものが好きです。雪山とか海で遊ぶのも好きです。そしてウクレレも好きです。

GRiyanをフォローする
カメラ修理カメラ集遊レンズ修理
GRiyanをフォローする
Paraíso de desejos mundanos.

コメント

タイトルとURLをコピーしました