とうとうやってきましたよ。初めてのKIEVです。
CONTAXとの違いは?ワクワクですねー o(`ω´ )o
KievというカメラとKiev Ⅲaと
古いドイツのカメラが好きな人ならばContaxは知っているでしょう。このカメラContaxⅢにソックリでしょ?実はドイツの2次大戦敗北によりZEISS IKONがあったドレスデンは一時期ソ連に占領されており、その占領下にあったドレスデンのZEISS IKONから接収し、キエフのアーセナルで生産されたのがまんまContaxのKievなのです。
KievⅢはまんまContaxⅢだったのですが独自に改良されたのがⅢaです。
細かい改良点は調べきれていませんが、シンクロ接点の追加とコストダウンが主だと思います。
コンタックス3でもキエフ3でも軍艦部にとってつけたようなセレン露出計が乗っかっていて野暮ったいためイマイチ不人気ですが、拙者的には、なかなか重厚でカッコいいと思いますw
入手時は、もちろん激安ジャンク品なのでありました。
おまけに、フィルター枠がグシャッと潰れた、おまけジュピター8のジャンクレンズ付きw。
しかも一面カビのWおまけ付きという大盤振る舞いw
早速状態を診ていきます
まずはボディを確認。
セレンは一応反応あり。明るさに反応し指針が振れます。
外観はとても汚く、ファインダー内はカビだらけで超汚い。
レンズロックレバーのネジが脱落して無くなっています。
ロックレバー自体も近いうち折れそうな予感。
セルフタイマーは固まって動きません。
極め付けはシャッターの異常です。シャッターチャージしても鎧戸シャッタがロックされずズルッと下がります。
この原因は何となく予想がつきます(治る予感w)
萌えジャンどん(萌えるジャンク達の九州っぽい言い方?w)決定です。
分解整備開始
剥がれかけている貼り革を剥がして分解に入ります。
が、これがまた難儀しました。
露出計を搭載していない、CONTAX2は分解したことがあるのでサクッといけると思ったのですが、軍艦部の外し方がかなり違い、簡単にはバラせませんでした。
最近はネット上の情報も少なくなってきましたが、あちこちネットで情報収集しながら何とか軍艦部カバーを取り外すことに成功しました。
あとはCONTAXⅡとほぼ変わらないのでどんどん分解します。
真ん中の黒い縦溝入りの物体はレンジファインダーのプリズムです。
このプリズム、いつ見てもスゴいですねー。
セルフはネジが固着していたので取り外すのを諦めて取り外さずに裏側から洗浄することにします。
酷暑につき、その2へつづくw
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