ギズモキャストの第39回を聞きなおしながら執筆中な、ジャンカメハンターのぐりやんです。
本日の獲物はHANIMEX 35 MICRO FLASH (の赤外線スペシャル?)です。

ハニメックス35 マイクロフラッシュの赤外線フラッシュバージョン
今日のカメラはハニメックスというあまりなじみのないブランドのカメラです
オーストラリアの会社らしいですが裏側にはJAPANの文字があります。
日本のセディックというメーカーが作ったカメラのようです。
なぜこのカメラに興味を持ったのか?
それはもちろん、ギズモショップの清家さんと妖カメハンター五条さんのGizmoCastのせいですw
GizmoCastぜひのぞいてみて下さいね。
さて、拙者が入手したのは、何故か赤外線フラッシュ付き。ちょっとレアなプラカメのさらにレアなバージョンです。

このカメラはビートルの別名があるようですね。
しかしカメラの仕様は謎に包まれています。ネットで検索してもよくわかりませんしGizmoCastを聞いてみても良くわかりませんw。しかもフラッシュは赤外線仕様な謎仕様なのです。
そしてレンズの焦点距離はロモと同じ32mmというマニアックさw構成は3群4枚のテッサータイプらしい。その他の仕様は謎なんですよ
状態と修理
状態はシャッターが半開きのジャンク。

そして外観は塗装の剥がれが多いです。て言うか黒いプラの上につや消しの黒で塗装してあるのに驚きました。

シャッターの異常は、原因がつかめず修理には苦労しましたが、なんとか復活しました。
レンズもキレイになり、ヘリコイドもピントもバッチリです。
分解してわかったこと
このカメラ謎を分解してみたら一部の謎が解けた。このカメラ電池を使っているけど自動露出でもなければ電子シャッターでも無い。
まずシャッター速度は単速・固定で制御等は一切なし。ファインダー横のCdSは手ぶれ警告のみに使われている謎仕様w。なので露出はレンズ周りにあるお天気マークで絞りを変更するのみ。
レンズはちゃんとゾーンフォーカスでピント合わせができる。
ざっくり言うとトイカメにちょっといいレンズをつけた感じ。

その後さらにネットで検索するとこのカメラの兄貴分である HANIMEX 35ee MICROという機種があることが判明。こちらはプログラムEE搭載のれっきとした自動露出カメラである様なので、この兄貴分から自動露出を取り払った廉価機と言えるかもしれない。ただ何故か「35ee」はレンズが33mmF3.5となっており低ランクなものが付いている。謎は深まるばかりなのだった。
最終チェックとコンディション


単純なカメラなので問題なく使える状態になりました。レンズのクモリが少し残ったのと外観の塗装に剥がれが多いが、赤外線フラッシュは発光するし手ぶれ警告ランプも正常なのでまあ並品と言っていいかと思います。
あとがき


最後まで読んでいただき感謝です。
謎が多いこのカメラですけど、レンズを見ると写りそうな気がします。
近いうちに試写をしてみますね
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