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故障したラジオ SONY ICF-29:たまにはカメラ以外も直してみようw

この記事は約3分で読めます。

ジャンカメハンターのぐりやんです。
本日の獲物はSONYのトランジスタラジオICF-29です。

これは母の愛機なのですが、バンド切り替えスイッチの調子が悪く視聴中に突然ガリガリっとノイズが入るんですよ。で、T芝社製の同じ様なラジオを買って来たのですが母曰く音が悪いと。
もちろんこのラジオも音が良いってほどのものでも無いのですが、聴き比べてみると聴きやすいんですよね。で、T芝製の新品はなんだか音にホワイトノイズが乗っている様なクリアさに欠ける音質なんですよ。チューニングが悪いのかと思いましたが違いましたね。
で、つついてみようかと思ったわけです。

SONY ICF-29

スピーカーが大きめなのと筐体の設計が良いのか音質が良いですね。某レビューサイトでも高評価を得ていますね。このサイズで単三電池とAC電源(ACアダプタ不要)ってところもポイント高いです。

このラジオ発売は2009年らしく既に15年が経過しています。はっきり言って寿命でしょうし、そろそろ電解コンデンサが破裂してもおかしく無いですね。

状態

FM-AMのバンド切り替えが不良です。その他は全く問題ありませんからこの切り替えスイッチをなんとかすれば復活すると思います。

注意:音がでますよ

分解

まずは電池室を開けてみると懐かしいSONY製のマンガン電池が入っていました。

新品購入時に付属していたものでしょう。これは液漏れか?と思いましたが全く液漏れしていないどころか普通に電圧もありラジオを聴くことができました。すごいとしか言いようがありませんね。

裏蓋を外すとスピーカーと基板が見えました。

基板を抜こうとすると何かが引っかかって抜けません。どうやら同調LEDが引っかかっている様ですのでハンダを外します。

すると基板が外れましたのでバンド切り替えスイッチを探して取り外しました。分かり易くて良いですね。

スイッチの分解整備

取り外したスイッチは2接点の切り替えスイッチでした。テスターでチェックすると明らかに導通不良でした。交換部品が入手出来るかは不明ですがとりあえずスイッチの修理を試みます。

バラしてみると接点がスライドして切り替わるタイプのスイッチでした。シーソー式のスイッチかと予想してたんですが違いましたね。こうして見ると2系統の接点があり真ん中が共通端子で切り替わる構造がよく分かりますね。

スライド接点を外して見ると端子とつながる接点は表面が錆びている様です。しかし腐食の程度は表面だけで磨耗はありませんでした。母はずっとAMばかりを聴いているので磨耗しなかったと思います。

接点をクリーニングしてグリスを薄〜く塗布してから導通チェックして見ると、どうやら問題無いようです。

スイッチの黒いスライドをはめて金属の外カバーを被せて爪を戻して元どおり組み立てました。

元の位置にハンダ付けしてラジオを聴いてみるとノイズは無くなり修理は完了です。

ついでに汚かった外観もお掃除してアンテナのメッキも磨いておきました。

これであと15年は使えるでしょう。(無理かww)

コンディション認定

これは「新品同様」でしょうwww

あとがき

ぐりやん
ぐりやん

最後まで読んでいただき感謝です。
たまにはこんな修理も良いですね。ラジオは実家に持って帰って母に渡しました。
やはり音が違うと喜んでいました。やはり古いものほど作りが良い気がしますね。

昔チボリオーディオを買おうかどうか相当悩みましたが買いませんでした。先日ハードオフに並んでいるのを見かけましたが今でも人気がある様でお高かったです。どこかにジャンクが転がってないかなぁwww

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