当ページではアフィリエイト広告を利用しています

カメラの巻き上げ特集の告知と久しぶりのカメラいじりでトラブル頻発!

この記事は約5分で読めます。

ブログの更新もお留守にしがちなんですが、久しぶりにカメラネタをやってみたくなったので自分にハッパをかける意味で特集を告知しますw

で、何を?特集するの?

カメラの巻き上げ方式について

この巻き上げ操作部に限定した特集をしていこうと思います。
巻き上げ操作部とは何ぞ?

はい。巻き上げ操作部にも色々ありまして

こんなグリグリ系とか

こんなカリカリ系とか

こんなレバーで巻きあげるやつ。

クランクで巻くやつ等々。結構いろんなタイプがあるんですよ。
請うご期待w

いるんなカメラを使ってみるとカメラ進化の歴史が見えてくる

旧来のカメラと言えばフィルムを使うわけですが、とりわけ近年?の巻いてあるフィルム(ロールフィルム)を使い写真を撮るためには、まず巻き上げをする必要があります。
カメラの中でもかなり古いタイプのカメラでは、巻き上げというと純粋にフィルムを巻き上げるだけです。
巻き上げ動作によってフィルムが送られてゆくわけですが、1枚分ずつ送られて止まる事はありません。グルグル巻いてしまうと1枚も撮影すること無く巻き終わってしまいます。じゃあどうやってフィルムを止めるのかというと、目で見て止めるのです。



ブローニーフィルムなどと呼ばれるロールフィルムは裏紙と呼ばれる遮光性の紙と重ねた状態でスプールと呼ばれる軸に巻いてあります。その裏紙には数字が書かれています。
カメラ側にはその数字を読み取るための、のぞき穴(いわゆる赤窓)が開いていて、そこから裏紙の数字を読み取りながらフィルムを巻いてゆくのです。


赤窓から数字の1が見えている状態
裏紙には1枚分の間隔を置いて枚数を示す番号が書いてありますので1枚撮るたびに赤窓を見ながらフィルムを巻き上げる必要があるのです。



また裏紙をよく見ると3段に渡って数字が書いてあります。上段から16枚撮り(645「ろくよんご」とかセミ版と呼ぶ)12枚撮り(6×6「ろくろく」と呼ぶ)8枚撮り(6×9「ろくきゅう」と呼ぶ)用の表示です。
赤窓方式ではこの3つのフォーマット以外での撮影は難しいという意味でもあるわけです。


で一枚分を巻き上げたらあとは絞りとシャッタースピードを設定してシャッターボタンを押すだけかというと、そうは問屋が卸しませんw
実は初期のロールフィルムを使うカメラ(どの時代という突っ込みは無しでよろしく)はホントに単純にフィルムを巻き上げるだけなのです。意味が分からない人が多いと思いますが(^-^;

実は、フィルムカメラでも高年式のカメラになると巻き上げ動作と同時にシャッターも自動的にセットされているのです。ついでにフィルム巻き上げもも1枚ずつ自動的に止まるようになっています。
んー。わかりにくいですかね~(^-^;

ま、簡単に言うと古い時代のカメラは
まず、赤窓の数字を見ながらフィルムを巻いて、次にシャッターをセット(チャージ)して初めて撮影できる状態になるのです。シャッターと巻き上げは何の連動もありませんので、どちらが先でもかまいません。
単に面倒くさいよりもだけなら良いのですが、巻いたのとチャージしたのを覚えておかないと2重写しになったりフィルムを1枚分スルーしてしまったり、つまり失敗が多く歩留まりが悪化してしまいます。コレが一番の問題点と言えるでしょう。
多重露光は簡単にできるんですけどね。

このようなチャージレバーを

グッと操作してシャッターをチャージします。
そしたらあとは普通のカメラ(ここもツッコミ無しでヨロ~)と同じように、絞りとシャッタースピードを設定してシャッターボタンを押すと写真が撮れるわけです。
ちなみにフィルムを1枚ずつ自動的に停止させる機能を(セミ)オートマット(セミは頭出しのみ手動)巻き上げと同時に自動的にシャッターをチャージしてくれる機能をセルフコッキングと言います。
また、二重写し防止機構も非常に重要な機能です。
話がそれてきた感がありますのでマニアックな話はこの辺で終了します。

久しぶりにカメラを弄っていると、トラブルが頻発

で、また余談ですが、今日は久しぶりにいろんなカメラを引っ張り出していじってました。
そしたら、次から次へとトラブるトラブる。面白いぐらいにトラブるんですw

トラブル1.CANON Pの巻き戻しが異常に重い

で、原因究明と修理のため

巻き戻し機構部をオーバーホール。
そして、こだわりの機構に関心。
クラッチ内蔵タイプなのですが芸が細かいですね。

トラブル2.PENTAX S3の巻き上げレバーがスタックして空回り

軍幹部を分解して

ラチェット部を探す。
発見したので構造を研究し

清掃と調整だけでいけるかなと思ったけれどダメで

ラチェット部を小加工。で何とかOK。
しかし単純な機構だなぁ~。

で、レンズをつけて空シャッターとなんかファインダー暗いと思ったら

トラブル3.絞り羽根が動かないトラブル

早速分解。

少し油が出てるなあと、どんどんバラす。

うーん(^-^;

絞り羽根まで到達。
結構、油まわってます。

入浴願いました。

で、乾燥。

そして、組み立て。

6枚だから簡単な方だけど最後の1枚はムズいですね。

で、完成。
そのあと写真取り忘れましたが、レチナⅠaも巻き上げレバーがスタックしたんで分解。
ラックギア損傷かとビビりましたが、ラックギアを動かすギアのネジが緩んでいただけでした。
久々にカメラいじりをしましたが、やっぱし楽しいですね。
では、またね~。


245555

コメント

タイトルとURLをコピーしました