M42マウントとは
M42マウントは、一眼レフカメラのレンズマウント規格の1つで古典的な部類に入ると言えるマウントです。M42マウントは、ネジ式のマウントで、マウント自体が直径42mmのネジになっていてでレンズを捩じ込んで固定されるようになっています。
ですからM42ネジを使った「ねじ込み式のレンズマウント」がM42マウントなのですね。
ですからM42スレッドマウントと呼ばれる事も多いです。スレッドとは掲示板等で使われるスレッド(thread)と同じ単語なのですが、ここでのスレッドは「ネジ山」と言う意味です。
この規格を開発し採用したのは東ドイツのVEB ZeissIkonで、搭載されたカメラはContaxSということになるようです。その後1970年代ごろにかけて広く使用されていました。M42マウントは、主に東ドイツのプラクチカや日本のペンタックスなどのカメラメーカーで使用されましたが、その他のメーカーからも多くのレンズが販売されました。
M42マウントは、35mmフィルムカメラの時代に広く使われた歴史的なマウント規格の1つと言えそうです。