minolta SRT101の試写が終わりましたので現像してみました。
レストアの結果、各機能問題なし。露出計も問題なし。です。
マウント面に張り付いているのが自作ピンホールです。すべてゴミリサイクル素材からできてます。
あ、テープ以外ねw
minolta SRT101と自作ピンホールについて
SRT101はミノルタ最初のTTL開放測光を搭載した一眼レフカメラで、世界初の分割測光を採用したカメラとして有名です。分割測光と言っても横位置で上下2分割っと言う原始的なものです。
発売は1966年ですからかなり古いカメラですが、古さを感じさせないデザインでとてもカッコいいです。そう思うのは拙者だけでは無いはず。
露出計を作動させるために電池が必要ではありますが、シャッターは機械式ですから電池がなくても露出計が動かないだけで普通に写真を撮る事ができます。
購入時はシャッターやミラーの動きが安定しないジャンクでしたが、なんとか復活させたカメラです。
で、今回は自作ピンホールでを試してみたいと思い撮影してみました。
どんなピンホールかと言いますと、上に書いた通りリサイクル素材をセロテープで貼り付けて組み立てたエーカゲンな作りの手抜きピンホールなのですw
スペックは焦点距離が約43ミリ。これはマウントのフランジ面にピンホールを貼り付けていますからフランジバックが焦点距離になってるって事です。
ピンホールの径は0.3ミリですからF値は焦点距離/ピンホールの直径ですから、43/0.3=約143って事になります。
自作ピンホールでの作例
音戸大橋
超アンダーでした。しかも現像ムラのおまけ付き。
こちらもアンダーです。こちらも現像ムラあり。
以下は、標準レンズの50mmF1.7の作例です。
標準レンズだと、こんなにキレイに撮れるんですがピンホールではかなりぼんやりしますね。
やはりレンズは大事だなーと思う反面、レンズがなくても写真が撮れるピンホールも凄いっすね。
あとがき
最後まで読んでいただき感謝です。
色がオカシイのは期限切れのJX100+疲労した現像液(ナニワカラーキット)のせいでしょう。
しかし現像ムラは腕が悪いせいっすなw
露出アンダーなのはピンホールの径が0.3mmより小さいのかもしれません。
まだまだ精進が必要ですなw
コメント
すばらしいです~!!!
ゴミから作ったカメラも凄いです!
私もまたカラーのピンフォトをやってみたくなりました。
カラーの場合、逆光で撮ると、ピンホールらしさが際立ちますよ~。
コメントありがとうございます。
説明が悪くてすいません。
ゴミからできたのはレンズていうかピンホール部分だけで
カメラはゴミではありません。
と申しましても500円玉でお釣りがくる値段ですがw。
ピンホール部分はアルミボトルのキャップから
周りの黒い部分は撮り損ねたポラ600のフィルムを分解したものからできています。