ペンタックスMマウントのコンパクトな広角レンズです。
結局写りがイカれてるので、どれかのレンズエレメントが裏表に組んであると思われます。
SMC PENTAX-M 1:2.8 28mm

このレンズには前期後期があるらしいですが、これは前期型と思われます。とてもコンパクトなレンズです。
状態の確認
一見問題なさそうですがヘリコイドの無限遠付近になんか引っかかり感があります。
スムーズに無限まで行かない感じ。
目指せヘリコイド
ヘリコイドを目指しバラします。

ヘリコイドを抜いて、クリーニング。

後玉には汚れがありましたのでクリーニング。残念ながら少し傷がありました。

この辺りに変形があったので修正

完成!

まあまあ綺麗になりました。
コンディションは後玉に傷のある「難あり品」に認定です。

はかせ
最終チェックを忘れとらんか?もし。

ぐりやん
すいません。忘れとりました。
最終チェックしまーす。
最終チェック
α7Ⅱに取り付けて写り具合のチェックをしま〜す。
…。

あれ?何だこれ。
まあピントはイイです。
しかし、こりゃ。絵がおかしい。

いやいや、これは変ですぞ。
無限はあってないし、全体的に解像感が無い。
そして周辺は流れ星のような滲み。
だめだこりゃ。
次行ってみよう!

レンズエレメントはバラしていないのにこの写り?おそらくエレメントの組み間違いだとは思いますが、レンズ構成を見ても前後逆に組めそうなレンズは無いんだけどなー。まあ、出てくる絵が面白いのでしばらくこのまま使います。で、気が向いたら後日再修理するかもしれません。

らいか
ちゃんとチェックしないから、そぉいうことになるんよ〜。
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