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一眼レフカメラの種類と特徴編 | どんなカメラを選びますか第7回

この記事は約16分で読めます。

一眼レフについては詳しいサイトが沢山ございますのでそちらにお任せしてザックリとした種類と特徴をお話ししていきたいと思います。

この写真は拙者の所有する一眼レフカメラの代表選手を並べたものです。
左上から下向きに順に名前を

アサヒペンタックスS2
アサヒペンタックスSP
ゼニットEM
オリンパスOM-1N

キヤノンEF
キヤノンA-1
コンタックスST
ミノルタα7000

ニコン ニコレックス2
フジカ ST-F
オリンパス L-1
ニコン F2

色々なタイプを網羅しようと思ってもたくさんありすぎて無理なので、入手性なども考慮しつ選んでみました。
今回も所有するものしないものも織り交ぜながら、順不同で簡単に特徴を書いていきます。

レンズ固定式

コンパクトと一眼レフの間を埋めるプリミティブなブリッジカメラと言える。かなw
色々な会社から同じようなカメラが発売されていたが、あまり人気がないのか意外と安価で手に入ることも。しかしかなり真面目に設計されたカメラたち。
レンズシャッターのものとミラーシャッターのものがある。

NIKKOREX

セレン外光定点合致式露出計内蔵 レンズシャッター

ニコレックス
意外とこのジャンルのカメラは多かったりします。舶来品にも色々と存在しますねぇ。
あまり人気がないため意外と安価で手に入ることも。
レンズシャッターの一眼レフはレリーズした瞬間に一旦シャッターが閉じて再度開くという面白い動きをする。またレリーズ後にミラーが上がったまま(クイックリターンミラー未搭載)なのでファインダーは真っ暗になる。巻き上げるとミラーも同時に戻りファインダー像も見えるようになる。
実はハッセルやコーワシックスも同じレンズシャッター一眼レフだったりするw

他にはキヤノン キャノネックス や コーワ モデルE トプコン ウィンクミラーE マミヤファミリーなど

CDS外光式定点合致式プログラム露出 ミラーシャッター

フジカST-F
オモチャみたいだけどカメラのなんたるかがわかった人が設計したと思われる。
一説によるとセディックが設計と製造を請け負っていたらしいです。
兄弟機が多数存在するのも特徴かなぁ。
露出設定はファインダー内のを見ながらプログラム露出ダイアルを合わせる。定点合致式プログラム露出ってな感じかな?シャッターと絞りの組み合わせは変更できない。
レンズはフジノン40mmF2.8のテッサータイプでフォーカススクリーンはスプリットマイクロプリズム。
世界初のフラッシュ内蔵一眼レフ。
ミラーがシャッターを兼任しているwこちらはクイックリターンミラー。シャッタ音が意外と心地よい。
簡単に言うと、フラッシュフジカを一眼レフ化したようなカメラです。

その他、兄弟機が沢山あります。安いのでコレクションしても面白いカモw
しかしながら、ほとんどの場合プリズムが腐食していると思われます。

マニュアル専用機(露出計非搭載)

簡単に言うと、全て手動で電気に関するものが何も無い。露出計も未搭載のカメラです。
勘、単体露出計もしくは専用外付け露出計を使用して露出を決定する。
電池もないので液漏れに起因する故障もないですね〜

ASAHI PENTAX S2

アサヒペンタックス S2
クラシックカメラに分類されそうなカメラですが、高年式の一眼レフと機能的には遜色のないカメラです。
M42マウントなのでいろんなレンズが使える。
またプリズム周りにモルトが使われていないのでプリズム腐食も無い。
注意点はシャッター幕とシャッターリボンの劣化でしょうね。修理はできるけど。

アサヒペンタックスシリーズ以外で露出計のない一眼レフといえば、ミノルタSRシリーズ、キヤノンRシリーズとFPぐらいでしょうか?多分他にもありますね。調べときます。
あとはソ連のカメラですね。

マニュアル専用機 露出計搭載

露出計を搭載しており、追針式や定点合致式で露出を決定します。
普通はシャッターは機械式なので露出計が壊れても使えますが、ヤシカFRのようなマニュアル専用機なのに電子シャッターを搭載しているカメラもある。

非連動読み取り式外光式露出計搭載機

ZENIT EM

露出計を搭載しており、絞り値を読み取って絞りをセットすることで露出を決定します。

ゼニットEM
セレン外光式露出計を搭載した一眼レフです

国産でこのタイプはセレン外光式がキヤノンフレックスRM CDS外光式はキヤノン FX ヤシカペンタJ-3とJ-5あたりですかね。左肩にところに測光窓があってなんかかっこいいんですよね
その他見つけたら追記しますね。

TTL絞り込み測光式

電池式の受光素子を使った露出計を搭載したカメラ
TTL式だとすべてこのタイプですね。
初期のものは絞り込み測光で若干使いにくい面も

ASAHI PENTAX SP の測光スイッチ

測光スイッチを押し上げると同時に絞りが絞り込まれてファインダーが暗くなる。定点合致式で露出を決める。
その他 キヤノンペリックス FT ヤシカTLシリーズ(エレクトロ以降は電子シャッター)マミヤセコールTLシリーズなど

TTL開放測光式

OLUMPUS OM-1N

電池式の受光素子を使った露出計を搭載したカメラ
TTL開放測光で一眼レフの内蔵露出計が完成の域に達した感があり、フィルムカメラ終焉までつづく。

オリンパス OM-1
非常にコンパクトな一眼レフです。
バルナックライカのサイズを目指して設計されたそうで一眼れるとしてはとてもコンパクトです。
シャッタースピードダイアルがレンズと同軸なのが特徴でしょう。
ほとんどの個体にプリズム腐食が発生しているので注意。
電池:H-D型(入手不可:要電池アダプター)

このジャンルにはたくさんの種類のカメラがあります。流通量は多く、価格帯はピンからキリまでですね。
その他このジャンルのカメラはペンタックスMX ニコンFM(2)ミノルタSRTシリーズなど
一番おすすめな方式です。

シャッター優先自動露出・マニュアルモード搭載

CANON EF

シャッタースピードを選ぶとカメラが自動的に絞りを決定してくれる。
シャッターは機械式なので、マニュアルモードを選べ露出計が壊れても写真を撮ることが可能。

キャノンEF
シャッタースピード優先機ですが高速側の1/2~1/1000秒間とB(バルブ)はメカニカル、低速側1秒~30秒の間は電子制御式ハイブリッドシャッターを搭載しています。
電池がなくなったり電気系統が故障しても1/2~1/1000は切れますので通常の使用には差し支えないでしょう。シャッター音は小気味よく高級感があります。なんとF-1より高かった。

キヤノンEF AE-1 とコニカFTA オートレフレックス T3 以外は思い浮かびませんね〜。勉強しときますw
電池式なので電池室の液漏れに注意。

マニュアル・絞り優先自動露出搭載 もれなく電子シャッター

このジャンルは電子シャッターが必須ですから、電子シャッターが実用化後の比較的新しい世代のカメラになります(といっても1971年ですが)
世界初はアサヒペンタックスESですね。もちろん開放測光です。
のちにプロ機にも採用されていくことになります。

PENTAX LX 前期

電子シャッターにより実現された方式ですから当然電子シャッターを搭載しており電池切れや制御部が故障すると修理が難しいことが多いです。
このジャンルには各社参入しましたからかなり多この機種があります。ただしキヤノンだけはこのタイプを作っていません。
ペンタックス ES ES2 K2(DMD) ME-SUPER LX
オリンパス OM-2 OM-4(Ti) OM-2SP OM-20
ニコン ニコマートELシリーズ FE FE2 FE10 F3
ミノルタ X-1 XE XG-E XG-S X-70 X-500(XGシリーズはマニュアル時に露出計が作動しない)
などなど多数

絞り優先自動露出専用機 もれなく電子シャッター

廉価版一眼レフとして各社から登場してきた。
メカニカルシャッター機はおそらく存在しません。ですから電子制御部分が壊れると治すのは困難です。
絞り優先AE専用機はあまり人気がないので、お安い場合が多いです。
電池の液漏れには注意してください。

MINOLTA X-7

ミノルタX-7
X-7はXシリーズの末弟プラ外装で廉価なカメラでした。絞り優先専用機ですからシャッタースピードダイアルはありません。カメラ自体よりも宮崎美子さんを起用したテレビコマーシャルはあまりにも有名。水着に着替えるシーンは話題になりました。Youtubeで見れるので是非見てみてくださいね。
またブラックボディにはグリップが付いているという差別化が特徴的です。
露出補正がちゃんと搭載されていますね。このころのオート機には逆光補正(+1.5〜+2)しかできないものがほとんどでしたから素晴らしいです。
使用電池:SR44で現在でも入手可能

このジャンルは各社参入しました。ニコンEM キヤノンAV-1 オリンパスOM-10 ペンタックスMV-1 コンタックス139クオーツ でも自由度が低いのでわざわざこのタイプを選ぶ人は少なくお安いことが多いですね。
電子制御部分が壊れたら修理困難。買うなら完動品。

マニュアル・両優先・プログラム自動露出・マルチモード機

マルチモード機と言われるカメラです。現在のカメラと同じように、プログラム、シャッター速度優先、絞り優先、マニュアルのモードを搭載しています。当然電子制御で電池がなくなったり壊れたら全く使えなくなります。(中には緊急用の単速メカニカルシャッター搭載機あり)
まだAFの時代は到来していませんからピントはマニュアルです。

CANON A-1

CANON A-1 の登場は新しい時代の幕開けを感じました。
ファインダー内の表示も7セグメントLEDで数字で出ますからね。未来を感じます。
AEは現代のカメラと同じように全てボディ側で設定します。
先進的ですね。それより何よりカッコイイ!の一言に尽きますね。

このジャンル他には、ミノルタXD(厳密にはプログラムAEでは無いが) ペンタックスA・Pシリーズ 
また派生タイプとしてどちらか片方の優先AEとプログラムAEのみを搭載したカメラもありました。
シャッター速度優先AEとプログラムAE
キヤノン AE-1 PROGRAM
絞り優先AEとプログラムAE
オリンパスOM-2 SPOT/PROGRAM ニコンFG ペンタックスPROGRAM A ミノルタX-700

ワインダー・モータードライブ搭載機

CONTAX ST

最初に自動巻き上げを一眼レフに搭載したのはコニカFS-1だったが最終的には主流になってゆき同時にAF化が始まってゆく。

コニカFS-1 FT-1(シャッター速度優先AE・マニュアル)
コンタックス137MA(絞り優先専用) 137MD(絞り優先・マニュアル)
キャノンT50(プログラム専用)T-70(マルチ・絞り優先ナシ)、T-90(マルチモード)
ペンタックスMZ-M(マニュアル専用)

AF フルオート機

1985年に登場したミノルタα7000はカメラ業界に衝撃を与え、カメラ業界は一斉にオートフォーカスに舵をとったと言えるでしょう。
そんなわけで、一眼レフというカメラに革命をもたらしたと言える名機です。
ミノルタはSRマウントを捨て新しいαマウントに移行しましたが、情報伝達は一部しかデジタル化されておらず、レンズ内にはモーター等を持たない設計で、レンズのAFを駆動するモーターはボディ内に搭載、開放測光の絞り制御もボディから機械的に伝達するという従来の方式を踏襲するものでした。これは多分ですがレンズの価格を抑えるための設計であったと思われます。
ミノルタに遅れること1987年キヤノンからEOS650が発売されます。
キャノンもFDマウントを捨ててEFマウウントに移行しました。
しかし考え方は異なっておりEFマウントは完全に電子化された世界初のマウントでした。
マウントに機械的な結合は存在せず電気接点しかないのです。
これは本当に衝撃的で急FDレンズ資産を抱えるユーザー、特にキャノンはプロ機のF-1を抱えていたものですから、これはすごいことでした。
しかし驚いたのはそのAFの性能です。ミノルタのαシステムとは比べ物にならないほど高速なAFだったのです。
1986年ニコンF-501と1987年ペンタックスSFXはマウントを変更せず従来のマウントをAF化したもので、ミノルタと同じボディ側にモーターを搭載したものでした。旧マウントとの互換性を守りながらのAF化を果たしましたがAF性能的にはキヤノンには及ばないものでした。
しかしニコンとペンタックスは物理的なマウント形状を変えないまま徐々にマウントを電子化し最終的にはレンズ内にモーターを搭載するようになりデジタル時代になってもマウントを守ってゆくのでした。
オリンパス1986年にマウントを守ったままAF化に参入しはしましたが性能的にアレで結局はAF化に失敗したと言わざるを得ませんでした。しかしオリンパスはブリッジカメラを積極的に投入し続け2003年にフォーサーズシステムのデジタル一眼レフを発売することになります。
京セラ1986年にKYOCERAを冠した独自マウントのAFカメラを発売するのですが短命に終わります。で、かなり遅れること1996年コンタックスブランドからはマウントを守ったコンタックスAXを発売。これはレンズをAF化するのではなくフィルム面を前後させてAFを実現させるという驚きのシステムでした。その後2000年にマウントを一新してNシリーズを送り出すのですが…

ミノルタα7000
オートフォーカスを搭載した画期的なカメラ。
自動巻き上げ、露出モードもPASMのマルチモードを搭載
時代を変えたといっても過言では無いだろう。
当然他社も追随したのだが…
結局ミノルタ帝国の時代はそんなに長くは続かないのでした

その後各社から続々とAFカメラが登場します。
キャノンEOSシリーズ
ニコンF三桁 F二桁シリーズ 
ペンタックスMZシリーズ

しかし、この時代にフィルムカメラを始めようという方がこのジャンルはあまり選ばないでしょうね。
ただ、今現在、キャノンEFマウント、ニコンFマウント、ペンタックスKマウントのデジタルカメラを使っている方はマウントが同じで古いレンズをデジカメで使えるので選択肢としてはありなのかな。ニコンとペンタックスはマニュアルフォーカス時代からマウントが変わっていないのでかなり古いレンズも使用可能な場合がありますが、使えないものもあるので、よ〜く確認してくださいね

ブリッジカメラ

のちにブリッジカメラと呼ばれることになるカメラたち。
その中には一眼レフも存在した

タイプ的には一眼レフなんだけどレンズは交換できない。
機能的には普通のAF一眼レフとほぼ同じ。
特にオリンパスのLシリーズは1990年のL-1から2002年のL-5まで続きます。

同じ一眼レフのブリッジカメラにはリコーMIRAIがあります。

プロ用機

ファインダー交換式と1/2000がプロ機の証だった時代w
上からNIKON F3 CANON F-1 PENTAX LX

泣く子も黙るプロ機!
職業カメラマンの過酷な使用に耐えるように設計されたカメラです。

ニコン F シリーズ
1956年発売された、ニコンFから始まったFシリーズは、1971年発売のF2でTTL露出計搭載(といってもフォトミックファインダーによる)1980年発売のF3で電子シャッター絞り優先AE搭載 1988年に発売されたF4からはAF・マルチモード・自動巻き上げとなります。
そして、1996年にF5、2004年発売のF6まで続きました。
F3は2000年まで20年間にわたって継続販売されていました。(スゲー!)
F6も2004年に発売され2020年まで販売が継続されていました。ニコンは凄いですね。
中古市場に玉数は豊富ですから入手は容易でしょう。価格帯はピンキリですけどね。
個人的オススメはF3かなー持ってないけどw F2もいいですよ。でも、でかくて重いw

キヤノンF-1 と EOS-1シリーズ
F-1とか旧F-1と小改良を加えられたF-1n呼ばれるものとNewF-1の2機種があります。
旧F-1は1971年発売メカニカルシャッターでTTL追針式露出計を搭載したシンプルなカメラです。耐久性・信頼性に重きを置いた感じですね。F-1nは1976年に発売されています。
ニューF-1は1981年発売、シャッターは90より上がメカニカル、下は電子制御のハイブリッドシャッター。電池がなくなったり電子回路が故障しても写真が撮れるカメラです。
ファインダーやモータードライブなどを取り付けることで絞り優先AEやシャッター速度優先AE機能を追加することができます。
1989年にEOSシリーズのプロ機EOS-1が発売された後も1996年まで販売されていました。
EOS-は1989年発売の初代系1994年発売のEOS-1N系、2000年発売のEOS-1v系があります。
そしてEOS-1vは2018まで販売が継続されました。
個人的オススメは旧F-1かなぁ。その他は持ってないw

ペンタックス LX(1980年)
1こちらは1機種のみですが、初期、前期と後期があり価格帯が少し違うようです。
プロ機にしてはかなりコンパクトですがファインダー交換可能です。また、防塵防滴を売りにしたカメラでもありました。玉数は少なめで根強い人気があるので若干高めかもしれません。
LXは1980年から2001年まで販売が継続されました。
プロ機の中ではすごくコンパクトです。後期は見かけないし、お高いですね。

ミノルタ X-1(1973年)
無印のX-1 と X-1 モーター ってのがあります。
かなりレアで、実物は1、2度しか見たことがありません。
入手するのは難しいでしょうし実用には向かないかな。

プロ機ですから耐久性が高くメカトラブルはあまりないようですが、露出計など電気的な部分や電子化以降は、液晶の表示の不良や電子回路の故障の確率が上がる可能性アリですね。
他のカメラと同じですがどうしても避けられないのは電池の液漏れ。
ニコンFだけは露出計を搭載したファインダーに電池室がありファインダーが故障したとしても本体は安全ですね。F2以降、キヤノンF-1、ペンタックスLXはボディに電池室があるので注意が必要です。
電子シャッター機は故障したら修理できない可能性が高いので賭けですね。
長く遊ぶならメカニカルシャッター機がいいかもしれませんね。

拙者が「初心者の1台目にオススメしたいカメラ」

入手性、価格などを考えてお勧めを挙げるとすれば

★Canon AE-1 Program
☆CANON EF
★OLYMPUS OM2
★Nikon FE FE2
★Canon AE-1
☆☆Nikon FM FM2 
☆☆OLYMPUS OM1
☆☆Canon FTb-N 
☆☆PENTAX SP
☆☆☆Nikon F F2
☆☆☆Canon F-1
☆☆☆PENTAX S2 S3 SV

以上がオススメです。
星の数は使いこなしの難易度(私見っす)
星1つAE搭載 星2つ マニュアル露出計搭載機 星3つマニュアル露出計なし
白い星は特にオススメのメカニカルシャッター搭載機です

終わりに

全般的に言えることですが、露出計が壊れると治せないことがあります。
部品がなければプロでも治せません。
具体的にはセレン式だと、セレン光電池が劣化して発電できないものは治らないと思ってください。セレン光電池の劣化による故障は意外と多いです。
また電池式の露出計の場合は電池の液漏れによる腐食が原因の故障が多くあります。電池式の場合は必ず電池室の状態を確認してください。またCDSという受光素子の経年劣化による故障も多いです。汎用のCDSを使用している場合は治せる可能性がありますが、専用のCDSを使用している場合は絶望的です。何れにせよ露出計の故障(AEの異常)には注意してください。
また高年式の電子制御カメラも修理ができない場合も多いです。特に高級コンパクトは最近非常に高価なので、買うならギャンブルですねー。
その他の機械的な部分は専門の修理店に依頼すれば治せることが多いですが高額な修理代が発生しますので、完動品、保証付を買うのがいちばんです。
ただ、露出計が壊れているものは格安で入手できますから、メカニカルシャッター機ならばそういう選択もアリですね。

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