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【試写さんぽ】88年前のRolleicordで写真を撮ることはできるのか?

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おはこんばんちは。ジャンカメハンターのぐりやんです。
先日整備したローラーコード2型タイプ1にフォマパンを詰めて試写してきましたので結果を紹介したいと思います。

復活したローライコードの勇姿
撮影データ

カメラ:Franke & Heidecke RolleicordⅡ Carl Zeiss Jena Triotar 7.5cmF3.5 戦前ドイツ製
フィルム:FOMAPAN 100 Classic(120)チェコ共和国製
現像:D-76処方(自家調合)23℃ 6分 定着:ラピッドフィクサー 5分
スキャン:SONY α7Ⅱ digitaize

RolleicordⅡの紹介と使い心地

厳密にいうとローライコードⅡ型のタイプ1というモノで1936年製となります。露出計算盤はドイツ語表記ですからドイツ国内仕様だと思います。

ローライコードはローライフレックスの廉価版という位置付けのカメラで、主に巻き上げ機構とレンズがコストダウンされています。
搭載レンズは、レンズはCarl Zeiss Jena Triotar 7.5cmF3.5、3枚玉トリプレットですね。
カール・ツァイスについては以下リンクをご参照ください。

このカメラ、意外と使いやすいです。自動とつく機能は自動巻止めしかないんですが、あるとないとじゃ雲泥の差だと思いました。赤窓を見ながらの巻き上げって煩わしいのでこれが自動なだけでもかなりテンポ良く撮影ができますね。ちなみに自動巻止めってのは、巻き上げノブをクルクルと回すとフィルムが1枚進んだところで自動的に止まる機構です。その他は自動ではありませんから、シャッターをチャージしてレリーズ、その後、ノブの真ん中にある巻き留め解除ボタン押して巻き上げという流れになります。二重写し防止機構まで付いていれば文句ないんですがね〜。

作例(試写結果)

シーガル203と同じ日に同じ期限切れフィルムで撮影したのですが、

やはり全体的にカビにやられていまして、シーガルに使ったものより更に酷いカビでした。

左右が白っぽくなっています。フィルムを出し入れする際に感光してしまったか、もしかしたら裏蓋からの光線もれがあるかも知れません。おかげでかなりのレトロ感が出ていますね。

甘いながらも遠方の鉄塔も鉄塔も良く解像しています。四隅の画質が低下しているのはトリプレットの宿命だと思います。

歪曲収差は感じられません

最短のピントはバッチリ出ていますね。これハッサクか何かの柑橘です。

天気がイマイチでしたから立体感に乏しい感じです。ホントにカビがヒドイ。

こんな曇った日は、近接撮影でバックをぼかした写真が良いですね。ちなみにこのカメラの最短撮影距離は80cmです。しかし焦点距離が長めなので絞ってもかなりボケます。

しかしコントラストが低いなぁ。使うなら晴れた日が良いかもね。しかしボケはキレイですね。トリプレットのボケは暴れることが多い印象ですが、このレンズは滑らかにボケます。

あまり強い逆光ではないけれど、逆光耐性は良さそうですね。グルグルを期待しましたがもうちょっと近づかないとですね。

次はまともなフィルムでお天気の日に撮影したいですね。

おわりに

このカメラを使ってみた感想は「古い割にはけっこう写る」ですね。88年前のカメラですよこれ。戦前ドイツ・ベルリンオリンピックの頃のカメラですから写るだけでも凄いとしか言いようが無いですね。
フィルムが販売されているのもすごいと思いませんか。
入手時はボロボロのジャンクでしたがニコイチで使えるようになりました。
写りは柔らかいですね。ノンコートなのと前玉の拭きキズの影響があるのかもと思います。

ぐりやん
ぐりやん

最後まで読んでいただき感謝です。
88年前のカメラで写真が撮れるのは、感無量としか言いようがありません。
家から古いカメラが発見されても棄てたりせずに市場に戻して頂けることを切に願います。

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