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Rollei35 露出計のレベル調整をする方法(我流w)

この記事は約2分で読めます。

ローライ35の露出計の調整法について質問コメントがありましたので少し解説を致します。
ってほどでも有りませんが...。

露出計の場所

さて、軍艦部を開けると上から見て右端に露出計があります。
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露出計は測光&電池BOX部とメーター部に分かれておりますが、測光&電池BOX部に注目します。
一番右端の黒い部分です。
よく見ると後ろ側と右側にアーチ状の穴が空いているのが分かります。
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写真の赤丸の部分です。
この中に露出計調整用のVR(日本語で可変抵抗器もっと簡単に言うとボリュームです)があります。
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これをマイナスドライバー(調整用ドライバーがベスト)で回すことで露出計の調整が出来ます。
ここからは調整法ですが、あくまでも我流ですので真似して故障しても責任は負いかねます。
自己責任でお願い致します。

露出計の調整

まずはボディ背面側のVRを反時計回り一杯まで回します。
あまり力を入れて壊さないように。
そしてボディ右側のVRで高EV時の調整を行います。
単体露出計か露出計の正確なカメラなどを使い17EVの明るさの所を探します。
この季節ならば夕方の直射日光がそれぐらいでしょう。
見つかったならばローライのシャッタースピードと絞りを17EV(ASA100,1/500 F16)にセットし右側VRを調整しながら露出計の指針を追針によりちょっと高めに合わせます。軍艦部カバーをつけた状態でぴったり合う位置を探す訳です。
次に低EVの調整は6EV(ASA100,1/4,F4)の明るさで行いました。家の廊下がそんなもんです。
6EVの明るさ(というか暗さ)のところで今度は後ろ側のVRを時計回りに回していきます。すると指針が徐々に下がってくるはずです。ぴったり合えばOKです。もちろん軍艦部カバーを閉めた状態ですよ。
再度17EVの明るさを示した場所に行くと指針は10EV程度を示しているはずですので再度17EVに右VRで合わせます。
これぐらいでほぼ正確な値を示すと思いますが気になる場合は数回繰り返せばOKでしょう。
ウチのローライはいじっているうちに後ろ側のVRの調子が悪くなり回しても抵抗値がスムーズに変化しなくなってしまいました。古いモノなので丁寧にそれと妥協も必要でしょう。VRはあまりグリグリ回すと抵抗体がすり減って確実にダメになります。VRを回したときに指針がスムーズに変化しなかったり、全く変化しない等の症状が有ればVRがダメになっている可能性が有ります。テスターを使ってチェックしてみて下さい。ちなみにウチのはかなり傷んでおります。
ローライ35最近出動していないので、たまには出動させるかなぁ。

コメント

  1. ローライファン より:

    ご連絡が遅れて申し訳ございません。参考になりました。あんなところにあるのですね!!!知らなかった!!! 針動きました。大分マシになりました。低EV側はあやしいけど、(劣化の可能性もあるし、電池は現行のバルタ製の電圧が違うやつだから当然ですよね)明るい室内や屋外では精度が結構でたので、良しとします。大満足です。僕はローライ35は軍艦部と正面しか外すことしかできません。ローライは時々、絞りが固定になってしまっているものや、絞り値と実質絞りが一致していないときがありますが、それぐらいしか修理することができません。あと、露出計のオレンジの指標の動きを調整したこともあります。まあ、その程度なのですが、露出計の調整はいままで必要がありませんでした。そのため、知識がまったくなかったのですが、教えを請うのが一番いいですね。もうちょっとで再起不能になるところでした。感謝いたします。また、わからないことがあれば、おたずねするかもしれません^^;
    が、よろしくお願いいたします。m(__)m

  2. GRiyan より:

    お役に立てて良かったです。
    ローライ35たくさんお持ちなんですね。
    いいな~。
    私は次はB35(35B)を狙っております。
    また、わからないことがあっても、答えられないかもしれません^^;

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