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【デジカメでオールドレンズ試写】RIKEN Steky (16mmカメラ)の交換レンズをデジカメにマウントして遊び倒すw

この記事は約4分で読めます。

(2021.8.28初投稿:2023.7.13再編集)

最近コロナ禍で、緊急事態で、散歩もままならない。
で、その辺で遊ぶしかないわけです。
で、いつもやってる遊びを少々。フルサイズと比べると面積で1/4以下しか無い16ミリカメラ用のレンズをフルサイズのデジカメに無理矢理マウントして遊んでしまおうって話です。

3枚玉でぐぅるぐるッと? いえいえ実は4枚玉ですよww

16ミリレンズ交換式カメラStekyのレンズをデジカメで使う

どんなレンズで撮ったのか?すでに答えは書いてあるわけですがw
リコーの前身であります理研光学の16ミリカメラStekyの望遠レンズをデジカメに取り付けて撮ったものです。望遠と申しましても焦点距離は40mmなんですけどねw

ステキーのフォーマットは10x14mmですから画角は24.3度で35mmに換算すると100mmぐらいの望遠レンズになります。

上の写真はステキーマウントレンズをライカのMマウントに変換するアダプターを作ってヘリコイド付のSony-E-LeicaMマウントアダプターに取り付けて撮ってみた作例です。

マウント遊び(どうやってマウントアダプターを作ったかなどなど)はまた今度、Steky(試写済み取り込み待ち)の紹介もいずれw
今回はレンズ遊びだけですよ。

試写結果

Stekyのレンズは標準レンズのSTEKYNAR2.5cmF3.5(35mm換算焦点距離は63mm)と望遠レンズのSTEKY-TELE40mmF5.6(35mm換算焦点距離は100mm)の2本を持っていますので撮り比べなどしながら楽しみました。

ヘリコイド付アダプターのおかげでかなり寄ることができます。

構成は25ミリが3枚玉典型的なトリプレット、40ミリは2群4枚の対称構成ですが、どちらもぐるぐるボケが出ます。
25ミリは固定焦点なのですがヘリコイドアダプターのおかげでかなり寄れて楽しいですね〜

実は上の2枚はAPS-Cモードで撮っています。
Stekyは16ミリカメラなので35ミリフルサイズの1/4程度のフォーマットです。レンズのイメージサークルはかなり小さいです。

フルサイズモードで撮るとどうなるのか?

こうなりますw フルサイズに比べるとイメージサークルがかなり小さいのがわかりますね。
解りにくいので図示してみました
上の写真はフルサーズセンサーつまり36×24ミリのセンサーサイズのデジカメにStekyのレンズを取り付けて撮った写真です。
真ん中あたりだけに丸く写真が写っています。このレンズが写せる範囲はこのぐらいしかないと言うわけです。 これがイメージサークルです。
Stekyの画面サイズは黒枠で示す14×10ミリです。イメージサークルに十分収まっているわけです。
SonyのAPS-Cサイズが赤ワクで示す23.6×15.8ミリですからだいぶケラるはずです。

実際α7ⅡのモードをAPS-Cモードにして撮ると

こんな写真が撮れました。 予想より少しはマシな気もしますが、トイカメで撮ったようなケラれトンネル効果が出ていますね。 これはこれで結構いい感じがします。

25ミリと40ミリで撮り比べ まずはフルサイズ

では、25ミリ、40ミリの順で連続して撮り比べてみます。

レンズ構成は違いますが、写りやボケ具合は似たような感じですね。
ただ25ミリは結構フレアが出ます。前玉のキズと内面反射のせいだと思います。
並べるとヌケ感が全く違いますね。どちらもフルサイズモードで撮影していますが、マウントアダプターのヘリコイドを目一杯繰り出してやるとこのようにケラれはだいぶ少なくなります。

こんな条件でも25ミリはフレアが出ます。対策が必要ですねぇ。
40ミリはヌケがよくクッキリスッキリですね。

25ミリと40ミリで撮り比べ APS-Cモードでは?

APS-Cモードです。最短だとケラれは全く気になりません。

近距離ではケラレは無いと言ってイイでしょう。40ミリはよく写ります。

終わりに

一応画角の換算値を
25ミリをAPS-Cで撮ったものは35ミリ換算値で35ミリ
40ミリをAPS-Cで撮ったものは35ミリ換算値で56ミリですね。

ぐりやん
ぐりやん

今回は、全て絞り開放での撮影でした。
ミラーレスフルサイズの楽しみ方は無限大ですね。
本日はこれにて終了。

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