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PENTAX-F ZOOM 28-80mm F3.5-4.5 白文字 セミジャンク ちょこっと分解ちょこっと修理

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夜のプレイリスト今週はつじあやのさんでスピッツのハチミツを聞いて懐かしんでいる、ジャンカメ ハンターのぐりやんです。
本日の獲物はSMCの文字を冠しないPENTAXのレンズ PENTAX-F 28-80mm F3.5-4.5 の8枚玉の方、いわゆる白文字と言われるレンズです。

PENTAX-F ZOOM 28-80 1:3.5-4.5

この時代のPENTAXの28-80mm F3.5-4.5は2種類あるらしく文字の色で判別され赤文字、白文字と言われているようです。赤文字はPENTAX製、白文字はOEMでコスミカーという会社が製造していたそうで設計も全く違うようです。SMCと付いてはいませんがマルチコートの玉も何枚かはあるようです。
ズームレンズとしては8群8枚構成ですので反射面は少なめ、SMCコーティングは省いて価格を下げる事を重視したのでしょうかね?何と貼り合わせレンズも1枚もありませんよ。PENTAXはバルサムが弱い気がするのでこのレンズは安心ですね。ズーム構成は2群ズームです。

状態

前玉裏に変わったカビがあります。何か生物が歩いたかのような(汗)
そして後群のどこかにおかしなクモリがあります。その他は問題なし。

分解とクリーニング

先に言ってしまうとこのレンズメチャ合理設計です。上に2群ズームと書きましたが前群、後群とも丸ごと抜けます。ただし前群のカニ目は無限遠調整も兼ねていますので外すと無限遠が狂います。レンズを固定しているのは一番外側にある丸い穴が空いたカニ目リングなので間違えないように。

しかし後群レンズエレメントはハメ殺しで全く分解できませんでした。

この設計は修理=ASSY交換という本当に合理設計だと思います。このジャンカメハンターゴロシw

最終チェック

カビは、ほぼキレイに消滅しましたが後群ユニット内のおかしなクモリはそのままです。
このレンズバルサムはないので無理やり分解すればキレイになりそうですが、写りへの影響はあまりなさそうなので今回はそのままにしました。

28mm端 歪曲と周辺落ちが目立ちますね
80mmでのみマクロモード可能。かなり寄れますよ

コンディション認定

レンズ内に微クモリがある「難あり品」に認定しますw

あとがき

ペンタックスは1975年からマウントの基本構造を変更していないので互換性が高いんですよね。
MESuperでも普通に使えます。素晴らしい。

さて次回は?

ぐりやん
ぐりやん

最後まで読んでいただき感謝です。
さて次回は1990年に発売された、カメラメーカ製のAF標準ズームレンズをレストアしていこうと思います。乞うご期待w

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