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CANON FTb-N ワンコイン一眼レフ復活す! そして目から鱗のスローガバナ調整法

この記事は約2分で読めます。

前回入手したワンコイン一眼レフFTb-Nですが見事に復活しました。

FDレンズは一個も持っていないので、TAMRON 44Aを取りつけてみました。

このレンズはオマケでもらったモノなのでこのセットは500円ポッキリ
なんとワンコイン一眼ってワケです。すげー時代ですねw

修理内容

  • シャッターレリーズ:底面部注油、ゴムダンパー張り直し
  • ファインダー:清掃 モルトによるプリズム腐食若干アリ
  • スローガバナー:分解&調整
  • セルフタイマー:分解注油
  • カウンター窓:軍艦部内で発見したのでボンドで取付
  • モルト:プリズムバンド部、ミラーダンパー部ミラーボックス裏共に交換

てなところです。

分解して、スローガバナを調整します

今回のキモは「どうやってスローシャッターの時間を測定するのか?」です。

スローガバナの時間調整法ですが、ガバナをよく見ると真鍮の偏芯ネジが二つ有ります。
コレがスロー時の粗調整と微調整ネジのようです。

一番の問題はどうやってスローガバナの露光時間の計測をするか?もちろんシャッターテスターなど持っていません。ここで私の編み出した露光時間計測法をば。
それは、音を利用する方法です。

こんな感じでシャッターの音をマイクで拾います。
FTbはミラーアップが出来るのでミラーアップしておきます。
そしてシャッタースピードは「1」にセット。
マイクはパソコンに接続。
私の場合はEACを使って録音及び確認。

一つめの大きな音はレリーズ音であろうと予想し
2つめの音から3つめの音までの時間を計測します。
結果
露光時間は約1.0289秒と判断しました。
まあ素人レベルでは十分使える測定法だと思うのですが、如何でしょう。
私が最初の頃やったのはデジカメを使って音を録音しパソコンで計測って方法だったのですが、マイクを持っていたのを思い出しこの方法に切り替えました。
ですからマイクを持っていなくても音を取れるデジカメが有れば同じ事は出来ると思います。

調整は難儀しましたが何とかOKとなりました。

単純な方法ですが結構正確じゃないかなと思います。お試し有れ。

レストア後記

露出計もバッチリで完全復活です。

早く試写しなくては。
試写待ちカメラが溜まりすぎ

あとがき

ぐりやん
ぐりやん

最後まで読んでいただき感謝です。
素人レベルでのレストアは素人レベルならではのテクニックがあります。工夫次第でかなり正確で実用レベルでは十分な調整も可能になると思います。これからも思いついたアイデアは公開していこうと思います。

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コメント

  1. 小太郎 より:

    なるほどこれは素晴らしいアイデアです。
    参考になりました。

  2. GRiyan より:

    コメントありがとうございます。
    スローガバナを調整するのには結構有効だと思いますよ。

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