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OLYMPUS-35 SP のジャンク 分解修理完了

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今日やっとオリンパス35SPのオーバーホールが終わった。このカメラはオリンパス35シリーズの第三世代最初のカメラと言えるもので、レンズはG.ZUIKOでなんとも豪華な5群7枚構成の42mm F1.7、平均測光に加えてスポット測光、プログラム露出に加え、マニュアル露出可能。メカニカルシャッターを搭載しているため電池がなくても写真が撮れます。なかなか豪華なスペックですね。

  • レンズ: G.Zuiko 1:1.7 f=42mm
  • シャッター:SEIKO-FLA
  • シャッタースピード:1~1/500秒、B
  • 焦点調節:2重像合致式、0.85m~無限
  • 露出制御:プログラムEE マニュアル
  • 電源:H-D(MR-9)型水銀電池 1個
  • 大きさ、重さ:129×75×61mm 600g
  • 発売:1969年
  • 発売時価格:23,000円

OLYMPUS-35 SP入手時の状態

購入時の状態は
露出計不動
オート不良
セルフタイマー粘り
スロー粘り
モルト劣化
レンズカビ
ファインダー白濁
シンクロ不良
なんとも盛りだくさんなジャンクですね。
結構手こずりそうだ。
SEIKOのシャッターをバラすのは初めてだし....

整備内容

露出計不良 電池BOXからcdsへの配線の劣化 交換
オート不良 スローガバナ粘りによる露出制御ノコ歯作動不良 洗浄注油
スロー粘り 洗浄注油
モルト劣化 交換
レンズカビ 清掃 後玉はカビがひどく少々白濁が残った
ファインダー白濁 ハーフミラーの劣化 代替品を作成、交換
シンクロ不良 シャッター内の接点調整
距離計無限遠と縦ズレを調整して完了です。

整備後期

オリンパス35シリーズの最高峰!SP
SPOT測光可能!
早く使ってみたいなぁ

OLYMPUS-35SPのスポット測光ボタン

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