ジャンカメハンターのぐりやんです。
本日は今年の春にアズりながら修理したミノルタXEで試写していたフィルムをやっと現像したのでその結果です。

拙者のミノルタXE(一号機w)について
ミノルタXEは巻き上げフィールが良いことで知られています。確かにその通りですが、実はレリーズフィールやシャッター音もとても良いのです。ですから露出をカメラ任せにすると、すごく小気味好くパシャパシャと、何て言うか?そう!撮らせられるカメラなんですよ。簡単に言えば「撮るのが気持ち良くなるカメラ」なんですね。この感覚はライカM3と似ていて、さすがライカDNAが注入されたカメラだと感じますね。
で、拙者のXEは今年の春に入手したんですが、とにかく修理に難儀したのです。そして何とか動くようになったので早速試写したのが、桜の季節4月某日だったのですが、現像を先延ばしにしていて今日ようやく現像したという訳なんですよ。
てな訳で、全てAEでの作例です。果たして撮れていたのでしょうか?
露出はカメラ任せ。パシャパシャ撮ってみた作例です!
現像の結果、ネガの濃度は揃っておりまして、修理は成功と言っていいでしょう。


絞り優先AEも正常に動作しているようです。




しかしロッコールの描写は良いですね。柔らかい中にも芯があるって感じでしょうか?w


古いレンズですからゴーストは出ますがこれが良いんですよね


階調も良い感じです


逆光にはそれなりの弱いですが、このフレアが良い味を出してくれます。
カメラ:minolta XE (BLK)
レンズ:MC ROKKOR-PG 50/1.4 TAMRON SP 13A 24-48/3.5-3.8
フィルム:FOMAPAN100 Classic
現像:D-76処方(自家調合)20℃/6分
定着:ラピッドフィクサー
スキャン:Nikon COOLSCAN Ⅴ ED + VueScan
あとがき


最後まで読んでいただき感謝です。
何だか普通に撮れすぎて思わずレンズの評価になってしまいましたが、XEのレストアは大成功でした。正直うれしいです♪
これだからジャンカメハンティングはやめられないんですなー。
コメント
私のXEも修理に延べ3年ちょっと掛かりました。ミラーアップ修理、スクリーンユニット載せ替え、スクリーン交換、軍艦部絞り連動バーツ交換、そして何より時間が掛かったのが、シャッタースピードを含めた露出計の調整でした。CDSの劣化で低照度下では、−1程度の補正を掛けてやらなければなりませんが、それ以外では何とか使えるようになりました。このフィーリングの良さは、他のカメラに代え難い、唯一無二のものですね。
鈴木さんこんばんは。コメントありがとうございます。
3年ですか?頑張りましたねー(^^)
このカメラは巻き上げやシャッターフィールが良い事でも有名ですが、プリズム腐食でも有名ですね。フィルムカメラ界隈ではメカニカルシャッター機が人気ではありますが、XEの電子シャッターは別格な気がしますね。巻き上げフィールの良さも合わせると、一眼レフで一番気持ちよくシャッターを切れるカメラと言って過言では無いと思います。
また遊びに来てくださいね〜(^^)/~~~