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MINOLTA MD ROKKOR 50mm F1.7 前期型 分解修理 ジャンクレンズいつの間にやら

この記事は約6分で読めます。

ジャンカメ ハンターのぐりやんです。
本日の獲物は、1977年発売のミノルタ製レンズ、XDとともに販売開始されたMDマウントの新世代レンズです。このMDシリーズからシャッター速度AEやプログラムAE対応となりレンズマウントに改良が加えられました。今回入手したのは廉価版の標準レンズという位置づけの MD ROKKOR 50mm F1.7(前期型)です。


前期、後期でどこがどう違うかと言いますと、まず外観が違っていて前期型はフィルターサイズが55mmこれが後期型では52mmになったそうです。そして拙者ジャンカメハンターとして重要なのがレンズエレメントが分解できる構造であることです。前期型以外はレンズが分解できない構造になっているようです。非分解構造のレンズはカビなどがあった場合、困ってしまいますからね。

MD ROKKOR 1:1.7 f=50mm

前にミノルタのレンズは、標準のF1.4を3世代に渡り持ってますと書いたのですが、このレンズにより標準のF1.7も3世代にわたり入手したことになります。
古いものから
1966年製MC ROKKOR-PF 55mm F1.7 絞り環がシルバー、ピント環がアルミローレット
1973年製MC ROKKOR-PF 50mm F1.7 絞り環がブラック、ピント環がゴムリング
1979年製MD ROKKOR 50mm F1.7 フィルター枠が55mmの前期型レンズエレメント分解可能 
の3本ですね。

S/Nは合成ですw

その後1981にNewMDにモデルチェンジします。NewMDになるとROKKOR銘が消えてMDのみの表示となります。世代を追うごとにプラパーツが増えて徐々にコストダウンされていっている印象です。

入手時の状態と整備の方針

拙者が入手した個体は、最初の写真の通りフィルター枠がぐにゃりと曲がっています。結構ひどいっすね。これを修正しないと前玉が外せませんからなんとかします。

MC世代は絞り環は金属製でしたがMD初期ではプラッチック製となっていました。最短は45cm まで寄れるようになっています。(MCは50cm)¥300のシールが泣けますね。

レンズエレメントは前群、後群共にカビがあります。
ピントリングは少し重いですが、絞りリングは問題ないようです。分解しながらヘリコイドグリスを交換するかしないかを決めます。

分解整備

分解するにはどうしても直さにゃならん。フィルター枠を修正しました。

まだ微妙にクニャってますが、銘板が外せれば良いので深追いはしません。

無事銘板を外す事が出来ました。なぜか前玉の枠に油が回っています。原因はヘリコイドグリスかな?
次にフィルター枠を外すと前群を抜き取る事が出来ます。ここから先はレンズエレメントを取り扱う事になりますが、レンズサッカーを使うことをオススメします。

お買い物リンク
レンズを吸盤で吸いつけて取り外し取り付けをする道具です 非常に使いやすいです。

前群の後端面がカビていましたので過酸化水素水で拭き取りましたら綺麗になりました。

前群がハマっていた枠にもカビの親玉みたいの(赤マル)がありましたので除菌しておきますw
そしてヘリコイドグリスがはみ出している上にグレーです。拭き取ってみましたら、こりゃ多分アルミの磨耗カスですね。ヘリコイドも分解整備することにします。

次は後玉ですね。

マウントを外したらこちらも油が回っていますね。これで後玉が露出しました。

後群は手で回すだけだ丸ごと外せました。後玉のカビは最後面のみのようです。しかしながら、こりゃ根が深そうですね。ヤバいか?
こちらも過酸化水素水で拭き取りました。

むむむ…残念ながらコーティングが腐食してカビ跡が残りクモリも出ています。うーんザンネン。
テンション下がりつつもメゲズにヘリコイドを目指します。

すでに直進キーは露出していますから……。って直進キーが一本しかないじゃん。ここはコストダウンしちゃいけない所でしょう。うーむ… 再度、気を取り直して直進キーを外すべく2本のネジを…固い
一本は普通に固かったですが、もう一本はまたもや超固い。ネジ山からは真っ白いカスが大量に。
ネジロックなのか?はたまたサビなのか?不明ですが直進キーを一本にしたらそりゃ負荷がかかるでしょう。だからって大量のネジロックで止めるのは反則…。まあいいかw

ヘリコイド汚いし、関係ない所にも大量のグリスが。ていうか元々グレーのグリスなのか?

一生懸命拭き掃除して綺麗になりました(当社比w)絞りリングには黄色っぽいグリスが使ってありましたからこのグレーのグリスは一度交換されたものかもしれません。やたら量が多いし、油分の染み出しも多いです。カメラに適したグリスではなさそうですね。

今回の分解整備はここまで、グリスアップしながら元どおり組み立てました。

最終チェック

ぱっと見は綺麗になりましたが、レンズを光にかざすと後玉にカビ跡が残っています。レンズに光が差し込むような場合には影響がでる事が予想されます。

ですが、普通に撮る分にはなんの問題も無いですねー。

コンディション認定

外観は綺麗ですが、銘板に傷多く後玉にカビ跡がある「難あり品」に認定です。惜しいなー

あとがき

XDと共に発売されたレンズですから似合いますね。惚れ惚れ〜w
ミノルタのF1.7レンズ3兄弟とも残念ながら難あり品(元はジャンク品w)ですがその中では一番まともかな〜。
3本揃ったので、いずれ撮り比べしてみたいですね。
これで今年に入って入手した40余りのジャンク品の中、単焦点レンズのレストアは終了となりました。
次回からは恐怖のズームレンズに取り掛かっていきたいと思います。

次回はMD世代の望遠ズームレンズををレストアしていきたいと思います。乞うご期待w

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