前回のエントリーに書いたように一気に数台ポチりましたが。まずはマミヤスーパー16の状態から見て行こうと思います。
なぜマミヤから?と言うと、かっこいいからです(^ω^)
状態確認
外観は結構綺麗な方だと思いますが、底面の張り革が無くなっています。
前板に変形があり、前板裏に格納されているファインダー前フレームも変形しています。
シャッターは切れますが、スローほ全滅です。
巻き上げOK、ピント・回転ヘリコイドの動きOK、絞りOK、レンズも前から見ると綺麗です。
レストア開始
早速スローガバナを目指し前板から分解開始です。
イエローフィルターが入っていました。
どんどんバラします。
ガバナ
ガバナを発見したので取り外しました。
動きが悪いようなので洗浄します。
やはり汚れています。
レンズ
ガバナを洗油に漬け込みつつ、気になるレンズの状態を確認します。
レンズ右側のスペースがガバナがあった場所です。
レンズをよくよく確認しましたら、後玉にカビがあるようですのでレンズを取り外します。
やはり
はびこってます。バラして洗浄します。
中玉は両凹レンズで前後がわからなくなるので印(黒いポツ)をつけました。
洗浄したら元どおり鏡筒に組み込みます。
ヘリコイドも組み付けます。
レンズを本体に取り付けて、ガバナを取り付けます。
ピントの調整はなんとなく大丈夫そうな気がしたので見送りました。
スローの作動は良いようですので、メカニカルな部分は完了とします。
外観の補修
あとは、外観の復元です。
まず気になる前ファインダー枠の変形を修正しなくてはいけません。
前板内の薄板も変形していましたので修正が必要なようです。
バラしていきます。単純ではありますが、凝った作りですねぇ〜
外れました。
鈑金で修正しました。
上から前板、前板内の薄板、
一番下がファインダー枠で、レンズキャップとシャッターロックを兼ねています。
後板も外して後ファインダー接眼枠を取り出してグリスを入れ替えておきました。
底面の張り皮を作成して貼り付けたら、レストア完了です。
やっぱしカッコイイですね。この外観グッときますね。
試し撮りの結果はいかに?
試写
早速、試し撮りをしました。どんな写真が撮れたのか?
カリッと!って感じでは有りません。
ちょっと眠たい感じかな?
目測で1メートルぐらい、結構良く写りますね。
これは、最短30cmで写したTomikaです。
巻き尺で計って撮ったのですが、ちょい前ピンですね。前にある1円玉にピンが来てます。
小さくて軽いのでブレやすいですね〜。
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