ジャンカメハンターのぐりやんです。
本日の話題は…。拙者にとっては悲しい話です。
このお話は、つい三十分ほど前の出来事なのです(涙)
長年の相棒Konica Bigmini BM-201
BM-201は2代目BigMiniとして1990年(平成2年)に発売されたカメラです。おそらく出てすぐに買ったと思います。買ってから30年以上が経過する訳です。
拙者は不定期で気が向いた時に気が向いたカメラを手に取って動作確認を実施します。
今日は何気なくBM-201が気になったので手に取って電池を入れてみました。このカメラの持病は背面液晶のフレキの断線なのですがウチの個体は電池を入れたら問題なく液晶が表示されます。
フラッシュにチャージされないように発行禁止モードに変更してからPOWERボタンを押して電源を入れました。するとチャージマークが表示されました。
発行禁止でもチャージされるんだな〜と思っていると…。
なんかカメラが熱くなったと思った瞬間発煙しました(汗)
すぐに電池を抜きましたが、嫌な匂いが立ち込めます。これはヤバい。
基板かコンデンサが焼けたのではないかと思います。カメラが煙を吹いたのは2回目の経験ですがリチウム電池を使うフラッシュ内蔵カメラは怖いですね。
状態の確認
カメラの熱を感じなくなったところで再度電池を入れてみました。
無事液晶は表示されPOWERを押すとレンズが繰り出されてチャージマークが表示されます。しかしチャージマークが消えると同時に電圧低下警告が表示されしばらくすると電池マークがすっからかんになります。ところがレリーズボタンを半押しすると電池マークが復活します。
しかしレリーズしてもフィルムを入れてもうんともすんともいいません。そしてファインダー確認しようと目からに顔を近づけるとなんとも臭い。裏蓋を開けて匂うとヤバいです。頭が痛くなりそうな嫌な匂いがします。
息を止めながら、レリーズボタン半押しでファインダーを確認すると緑もマクロ表示もフラッシュ表示も全て正常に点灯しています。
強制巻き戻しボタンを押すとモーター音がして巻き戻しは動いているようです。
どうやら中途半端に故障したようです。症状からはフラッシュ関連基板の焼損もしくはコンデンサーの内部ショートではないかと思います。レリーズできないのはレリーズボタンの接触不良のような気もしますが、発熱したのがレリーズボタン付近だったので基板が焼けているかも知れません。
ネットを巡回すると同じような事例を見かけましたので、経年により発生する持病である可能性がありますね。通電するがシャッターが切れないBM-201には手を出さない方が無難な気がします。
いずれ気が向いたら開けてみようと思います。
あとがき
最後まで読んでいただき感謝です。
拙者が新品購入したカメラは数少なくBM-201は数少ない新品購入カメラの一つで付き合いも長いです。実は先日から、過去の撮影枚数から拙者の好きなカメラをランク付けするという記事を書いていてBM-201はランキング上位に入っているカメラなのです。壊れたのはとても悲しいです。フラッシュ内蔵カメラのコンデンサーやフラッシュ付近は高圧となるため古くなってくると怖いですね。長年の相棒なので復活させたあげたいのですが、無理かなぁ。
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