ジャンカメハンターのぐりやんです。
前回はほぼ絞り開放の作例のみ撮影したら、ちょっとロモっぽくない写真が撮れました。
なので今回はロモっぽい写真を撮るべく、絞りを変えて撮ってみましたよ。
結果ロモっぽく撮れました。開放時と絞った時でかなり画質が変わります。
コレは表現の幅が広い推しレンズと言えますねw
最近、同じような写真しか撮れないなーとお悩みの方には是非オススメですよ。
では、作例を見ていただきましょう。
絞ってマイナス補正でロモ風味
このレンズの焦点距離は32mmですから少し絞れば周辺の甘さが改善され、被写界深度が深くなります。
そしてマイナス補正するとこれ、どうですか?ロモっぽいと思いませんか?
拙者的にはかなりロモっぽい写真が撮れたと思うんですけどね〜。

いかがですか?絞りはF8です。Pモード 1/640 ISO100、露出補正-1、WBはお天気マーク、その他の補正、レタッチ、トリミングはしてません。もちろん夜じゃありませんよ。
昼間です。
Lomo LC-A Minitar-1 Art Lensを探してみる

こちらもF8、Pモード 1/400 ISO100、露出補正-1、WBはお天気マーク、その他の補正、レタッチ、トリミングはしてません。

こちらは絞り開放(だったと思う)Pモード 1/400 ISO100、露出補正なし、WBはお天気マーク、その他の補正、レタッチ、トリミングはしてません。
絞りの違いによる画質の変化
以下の2枚は同じ構図で絞りを変えて撮ったものです。よく見比べてみてください。


上の写真に比べて下の写真では周辺の甘さが改善されているのが分かります。
完全には改善しきれていないのがロモっぽいですね。

あの〜、解りにくいんですけど。

では得意のGIF動画を見れば一目瞭然だろう。
GIFは256色表現じゃから空のグラデーションが汚いのは悪しからず。


絞り込んでも周辺光量落ちが改善されないところは、ロモそっくりだね。
Lomo LC-A Minitar-1 Art Lensを探してみる
終わりに
やはり絞り込むことによって周辺の画質が改善されて、さらに少しマイナス補正をするとかなりロモっぽい絵になる事がわかりました。
普通のレンズは絞り込むと、周辺の流れなどが改善されると共に周辺光量落ちも改善されるものなんですがこのレンズは違いますね。画質は改善されるけれども、周辺光量落ちは改善されないどころか少し強くなっているようです。
こんなレンズは探しても他には無いですね〜。
これをロモグラファーはトンネル効果とかトンネルエフェクトと呼ぶんですね。

ぼくカメラのことは詳しくないんだけど、これAPS-Cで撮ったらどうなるの?
トンネル効果とか出ないんじゃ無いの?

いい質問じゃのぉ。ぐりやんに1枚だけ撮っといてもらったぞい。


APS-Cでもこれぐらいはトンネル効果が出るよ。
やっぱし若干少なくはなるけどね〜。
てな訳で、Lomo LC-A Minitar-1 Art Lens は表現の幅が広がる遊べるレンズだと思いますよ。
描写は唯一無二ですから、他の人とは一味違う写真、最近同じような写真しか撮れないなーとお悩みの方には是非オススメしたいと思います。
次はライカとフィルムで撮ってみたいと思います。
Lomo LC-A Minitar-1 Art Lensを探してみる
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