Lomo LC-A Minitar-1 Art Lens 2.8/32 M レビュー 追加 | 絞りを変えて撮ってみた

ジャンカメハンターのぐりやんです。

前回はほぼ絞り開放の作例のみでしたから、ちょっとロモっぽさが無かったかな?
今回は絞りを変えて撮ってみましたよ。
結果これは推しレンズと言えますねw
最近、同じような写真しか撮れないなーとお悩みの方には是非オススメですよ。
では、作例を見ていただきましょう。

絞ってマイナス補正でロモ風味

32ミリですから少し絞れば周辺の甘さが改善され、被写界深度が深くなります。
そしてマイナス補正するとこれ、どうですか?ロモっぽいと思いませんか?拙者的にはかなりロモっぽい写真が撮れたと思うんですけどね〜。

絡まる標識

絞りはF8です。Pモード 1/640 ISO100、露出補正-1、WBはお天気マーク、その他の補正、レタッチ、トリミングはしてません。もちろん夜じゃありませんよ。
昼間です。

セイタカアワダチソウ (綺麗ですけど要注意外来生物です)

こちらもF8、Pモード 1/400 ISO100、露出補正-1、WBはお天気マーク、その他の補正、レタッチ、トリミングはしてません。

レザーサドル

こちらは絞り開放(だったと思う)Pモード 1/400 ISO100、露出補正なし、WBはお天気マーク、その他の補正、レタッチ、トリミングはしてません。

絞りの違いによる画質の変化

以下の2枚は同じ構図で絞りを変えて撮ったものです。よく見比べてみてください。

こちら開放F2.8周辺の甘さが目立つ クリックで拡大
こちらは最小F22周辺の甘さが改善された クリックで拡大

上の写真に比べて下の写真では周辺の甘さが改善されているのが分かります。
完全には改善しきれていないのがロモっぽいですね。

らいか
らいか

あの〜、解りにくいんですけど。

はかせ
はかせ

では得意のGIF動画を見れば一目瞭然だろう。
GIFは256色表現じゃから空のグラデーションが汚いのは悪しからず。

絞り込むごとに周辺の甘さが改善周辺光量は改善されない。 クリックで拡大
ぐりやん
ぐりやん

絞り込んでも周辺光量落ちが改善されないところは、ロモそっくりだね。

終わりに

やはり絞り込むことによって周辺の画質が改善されて、さらに少しマイナス補正をするとかなりロモっぽい絵になる事がわかりました。

普通のレンズは絞り込むと、周辺の流れなどが改善されると共に周辺光量落ちも改善されるものなんですがこのレンズは違いますね。画質は改善されるけれども、周辺光量落ちは改善されないどころか少し強くなっているようです。
こんなレンズは探しても他には無いですね〜。

これをロモグラファーはトンネル効果とかトンネルエフェクトと呼ぶんですね。

みゅーく
みゅーく

ぼくカメラのことは詳しくないんだけど、これAPS-Cで撮ったらどうなるの?
トンネル効果とか出ないんじゃ無いの?

はかせ
はかせ

いい質問じゃのぉ。ぐりやんに1枚だけ撮っといてもらったぞい。

ぐりやん
ぐりやん

APS-Cでもこれぐらいはトンネル効果が出るよ。

やっぱし若干少なくはなるけどね〜。

てな訳で、Lomo LC-A Minitar-1 Art Lens は表現の幅が広がる遊べるレンズだと思いますよ。
描写は唯一無二ですから、他の人とは一味違う写真、最近同じような写真しか撮れないなーとお悩みの方には是非オススメしたいと思います。
次はライカとフィルムで撮ってみたいと思います。

この記事を書いた人
GRiyan

ぐりやんです。自称ジャンカメハンター。フィルムカメラに傾倒しています。ジャンクカメラを買い集めて、レストアするのに夢中です。ブログ歴17年。その他、タイヤが付いてる乗り物が好きです。特に2輪のものが好きです。雪山とか海で遊ぶのも好きです。そしてウクレレも好きです。

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