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マクロレンズがなくても近接撮影したい そんな時どうすれば?

この記事は約9分で読めます。

今日はマクロレンズがなくても近接撮影する方法を考えていこうと思いまっす。
ところで近接撮影って何なのでしょうか?

ZUIKO AUTO -MACRO 50/3.5 KonicaMinolta センチュリアスーパー100(CS100)

マクロレンズとは?

近接撮影の王道はマクロレンズを入手して撮影するってことです。
ところでマクロレンズって何なんでしょう?

マクロレンズはニョキニョキと伸びる

ざっくり簡単に説明します。標準レンズってありますよね。標準レンズの最短撮影距離は長いもので60cm、標準的なもので45cm、短いものでも35cmぐらいです。

マクロレンズはレンズの繰り出し量を稼ぐためすり鉢状に奥まった位置にレンズがある

対してマクロレンズはといいますと、23cmとか16cmまで寄れてしまいます。
カメラの撮影距離はフィルム面から被写体までの距離ですからレンズの前からは数センチの距離となります。ですから全長が5センチ程度ある50ミリレンズでの最短撮影距離は16cmぐらいが限界と言えるでしょう。
で16cmまで寄った時の撮影倍率はと言いますと、ちょうど1倍となるのです。
もちろん、ピントは無限遠まで合いますから通常撮影にもそのまま使うことができます。

撮影倍率って何?

撮影倍率は読んで字の如くって事にはなりますが、ちょっと意味不明ではありますよね?
フィルムカメラで考えると説明しやすいのですが、簡単に言うと撮影した被写体がフィルム上にどれぐらいの大きさで写るのか?って事です。

下の写真は、等倍(1:1)で撮れるマクロレンズで最短まで寄って一円玉を写したモノです。

カメラのセンサーはフルサイズですからのセンサーの横幅は35ミリフィルムカメラと同じ36mmなんですね。そしてよく見て欲しいのですが、1円玉の後ろに置いてある定規の目盛がちょうど36ミリのところまでフレームに収まっているのがわかりますか?等倍なので撮影すると画面の横幅いっぱいに36ミリのもの等倍でピッタリ収まるんです。ですから36ミリの目盛りのところまでフレームに収まる訳です。1円玉の直径は20mmですからこれも然り。これが等倍って事なんですね。
ネガを見るとネガ上に写った一円玉を定規で測ると20mmに写っているわけです。つまり実物と同じ大きさ(等倍)で一円玉が写っていることになる訳です。

マクロレンズの鏡筒には撮影倍率の指標がある 

撮影倍率が1:2の場合はネガ上に再現される1円玉のサイズは1/2ってことで0.5倍つまり半分の大きさ、10ミリで写るしマクロを銘打つズームなどで1:4の場合は0.25倍の5mmで写ることになるのです。

マクロレンズがなくても簡易近接撮影ができる!一眼レフならねw

小さいものを大きく写したい!その方法はマクロレンズを使う以外にも色々とある訳ですが、簡単に言うと虫めがねやルーペなど拡大鏡的なものさえあれば簡易的に近接撮影ができるのです。
一眼レフならねw(フィルムカメラの場合一眼レフ以外ではピントを合わせるのが困難)

ではでもできるだけ安価にって方法をご紹介しましょう。

  • クローズアップレンズを購入してみる
  • テレコンバーターを購入してみる
  • 中間リングを購入してみる
  • リバースアダプターを購入してみる
  • 簡単な裏技 虫メガネをやルーペなど身の回りのレンズを使ってしまう
  • 禁断の裏技

と今思いつくのはこんなところでしょうか?一つずつ説明していきましょう。

クローズアップレンズを使う

下の写真は、レンズ固定式(レンズが交換できない)の一眼レフであるTOPCON WINK MIRROR Eのレンズの前にサイズの合わないクローズアップレンズを手であてがって写したものです。このカメラの最短撮影距離は80cmなのですが4倍クローズアップレンズによって20センチ程度まで寄ることができます。

TOPCON WINK MIRROR E + Lensbaby 37mm +4 MACRO

クローズアップレンズってのは、フィルター枠にねじ込んで使う近接撮影用のアクセサリーですね。
ざっくり言えば虫メガネをレンズのフィルター枠にネジこめるようにしたモノと思ってください。

拙者所有のクローズアップレンズ Lensbaby 37mm +10 +4 MACRO

いつも使っているレンズのフィルター枠にねじ込むだけですからお手軽でスマートですね。
フィルター枠に取り付けるだけですから、レンズ非交換式の一眼レフで使うことも可能です。

メリットは比較的安価なこととお手軽なこと。レンズの前につけるだけですからサイズが合えばどのレンズにもつけることができますし変換リングを使えばサイズが合わなくても使い回しが可能です。
デメリットは、クローズアップレンズってのはピントの合う範囲を近距離側にシフトしますから無限遠にはピントが合わなくなること。付け外しが煩わしいのです。

テレコンバーターとは

テレコンバーター(テレコン)とは読んで字の如く望遠変換器?w。これはボディとレンズの間に割り込ませる事によりレンズの焦点距離を伸ばすものです。

左からヘリコイド中間リング2種 テレコン2種 50mmレンズ+テレコンを着けたNikomat FTN

例えば50mmのレンズに2x(2倍)のテレコンを使うと焦点距離が倍の100mmになるのです。しかし最大F値も倍になってしまうので注意が必要ですね。つまり50mmF1.8のレンズに2倍テレコンと使うと100mmF3.6になってしまう訳です。
最短撮影距離はどうなるのか?実は元のレンズと変わらないのです。最短撮影距離が45cmのレンズであれば45cmのままなんですね。焦点距離は倍になりますから撮影倍率は本のレンズの2倍になるって事です。意外とテレコンって美味しいんです。(中古だと激安ですしw)

メリットは比較的安価なことと、お手軽なこと。レンズとカメラの間に割り込ませればOKです。
無限遠にもピントが合います。2種類の焦点距離で撮影できるテレコンのメリットもありませね。
デメリットは、開放F値が一段暗くなること。焦点距離が倍になる事もデメリットになる場合もあるかもです。付け外しが面倒な場合もあるでしょうね。

中間リングとは

中間リングや接写リングと呼ばれるものです。ボディとレンズの間に割り込ませるところはテレコンと似ているのですがこちらはただの筒でレンズは入っていません。ですが撮影倍率が上がるのです。

中間リング3種 SRマウント(自動絞り非対応) OMマウント(自動絞り非対応) MFTマウント(中国製)

レンズのピントリングを無限遠から最短まで回すとレンズって伸びていきますよね。これって繰り出すと言う表現をすることもある通りレンズをどんどんボディから離しているのです。ボディから離せば離すほど近接できるんですね。

めだかのあかちゃん孵化寸前直径は1ミリほど(LumixGM+中間リング)

マクロレンズはこの原理を応用したものでヘリコイドを通常のレンズよりも繰り出せるようにしたものなんですね。(もちろんただ繰り出せるだけではなく補正などが入るように設計されています)

上の中間リングをバラしたとこと それぞれ厚みが異なり組み合わせで倍率を変更できる

中間リングには色々な厚みのものが設定されているのが通常で3個セットのものが多いですね。
フィルムカメラ用のものは自動絞りに対応しているものと、そうではないものがあるのでよく確認してから購入した方が良いでしょう。(自動絞りに対応したものはAUTOと銘打っている場合が多いのでご参考に:たとえばAUTO EXTENSION TUBEなど)デジタルの場合は中国製の安いものも販売されています。(上の写真の右側にあるMFT用のモノは中国製でかなり安かったです)
最近ではヘリコイド式の中間リングが安く入手できますからこれを使うのがオススメです。

メリットは比較的安価なこととお手軽なこと。レンズとカメラの間に割り込ませればOKです。
撮影倍率にある程度の自由度があり、将来マクロレンズを手に入れた場合は組み合わせてさらに撮影倍率をあげることができます。
デメリットは、付け外しが面倒な事ぐらいかな。

リバースアダプターとは

何をリバースするのかと言うとレンズをリバースするのです。つまりレンズを前後反対に取り付けられるようにするアダプターなんですね。すると接写が可能になるのです。レンズを逆付けするだけですから手持ちで実験することができます。単にレンズを逆付けするだけのものですから価格的にもお安いです。これが意外と綺麗に写ります。(リバースアダプターは残念ながら所有していません)

メリットは安価なこと。フィルムカメラの場合は結構な撮影倍率になることが多いです。
デメリットは、付け外しが面倒で絞りやAFなど全て使えなくなること。ミラーレスではデメリットしかないのでおそらく存在しないのではないかと思います。

安全で簡単な裏技! 虫めがね・ルーペ作戦

もう単純な方法なんですが、虫めがねやルーペなどをレンズの前にあてがって撮影する方法です。
簡単な方法ですが、意外と大きく撮れるんですよ。

拙者所有のカップルーペ各種

この技は、コンデジやスマホのカメラにも応用できますね。

メリットはとにかく安いことでしょう。100均の虫眼鏡やルーペなどでもいけますからね。
デメリットは画質がそれなりってことでしょうね。

緊急時の裏技(決してやってはいけませんw)

ここから先はやってはいけない禁断の裏技です

これらの方法は、レンズを落下させる危険性もありますしその他デジカメではセンサーに埃がついたり最悪シャッターやセンサーを破損させてしまうかもしてません。ですから全くオススメはできません。特に高価なカメラではやらない方が良いです。
しかし、緊急時この裏技を知っていれば撮れないハズだったもの撮れますから知っていて損は無いと思います。これらの裏技は、デジタルカメラ用のレンズや絞りリングが無いレンズでは絞りの操作ができませんから難しいかもしれませんね。

「危険」超裏ワザその1 レンズを外して手でレンズを支えてしまう

中間リングの応用技です。レンズ最短に合わせた状態でマウントから外して手で支えながら前に出すのです。あまり隙間を開けると光が漏れてフレアっぽくなりますから5ミリぐらいが限界でしょうか?
トイレットペーパーの芯などを使って工夫して遮光すればかなりのマクロ撮影も夢ではないかもしれませんね。
でもやってはいけません。レンズを落下させれば一巻の終わりですw

「危険」極裏技その2 レンズをひっくり返し手で支えてスーパーマクロ

実はその1よりもやり易いかもしれません。レンズのフィルター枠もマウント面も平坦ですから安定するんですよ。しかも倍率はかなり上がります。(ミラーレスの場合はフランジバックの関係上倍率は上がりません)簡単に言えば手動リバースアダプターですね。こちらもレンズを落としてしまったりレンズを傷つける可能性がありますから決してやってはいけませんw

あとがき

写真を撮影しているともっと近寄りたいと言うシーンは必ず訪れるものです。スマホではかなり近付ける場合が多いですが、フィルムカメラの場合やデジカメでもセンサーが大きくなるほど接写は難しくなります。そんな時マクロレンズがあればより近づくことができます。旅行などで荷物を少なくしたい場合は鞄の隅にクローズアップレンズを忍ばせておけば、いざという時に役に立ちます。

ぐりやん
ぐりやん

最後まで読んでいただき感謝です。
私は幕りおレンズが好きですし、マクロレンズの中古ってのは意外と人気がないのか安く買える場合が多いんですよね。興味を持たれた方はまずは中古を探してみると良いかもしれませんよ。

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らいか
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