前回の続きです
今日は割れてるAiresをレストアしていこうと思います。

Aires 35-ⅢA
このカメラは今はなき「アイレス写真機製作所」のレンジファインダーカメラです。
発売は1956年(昭和31年)で、搭載レンズはQ CORAL 45mm/F2.8で構成はテッサータイプ、ファインダーは採光式ブライトフレームです。アイレスカメラのレンズ名についている記号は、
無印=3枚・Q=4枚・P=5枚・H=6枚・S=7枚
って事らしいです。アイレス社は1949年に設立されましたが、火災で工場が全焼して事業の継続が困難になり1960年に倒産したそうです。10年ちょいしか存在していなかった事になりますが現在でも中古カメラはそこそこ見かけますからかなり売れたのだと思います。
Aires 35-ⅢAのレストア
まずは気になる軍艦部のアタリによる割れ。どうやって直そうか考えました。
軍艦部カバー 割れの修復
外した軍艦部カバーでありますが、こんな感じで割れています。

板金で凹みを修正後にハンダで接合してみた。

まあまあの出来映え。かなwww
巻き上げ不良の修理
次は巻き上げ不良。

問題があったのは巻き上げラチェット部です。オイル切れによる固着により作動不良を起こしていました。軽く注油してOKとなりました。
レンズのクリーニング
つぎはレンズを見てみましょう。

レンズはQ CORAL 4.5cm F2. 後玉に謎のクモリみたいなモノがある。

うーむ…。ヤバそうな予感…

外してみたが、やはりかなりヤバそう。
とりあえずクリーニングの後、過酸化水素水で気長にゴシゴシ。
かなりクリアになったがコーティングがかなり傷んでおり完璧とは言えない感じです。
シャッター粘りの修復
シャッターの粘りはかなり酷かったのですが、

今回は羽根をベンジンで拭いたら正常っぽくなったのでOKとしました。
ファインダーのクリーニング
最後に汚いファインダーを

慎重にクリーニング。

ってか超汚いなぁコレ。でも頑張ってキレイにする。

ファインダーはまあまあ綺麗になりました。試写だな。
あとがき

最後まで読んでいただき感謝です。
ボロボロのアイレスでしたがそこそこな状態に持ってくる事ができました。
しかしレンズの傷みだけは如何もしがたいですなぁw






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