拙者の愛機iMac2017は既に7年落ちにも関わらず、サクサク&ヌルヌル動いていた。しかし、急に画面がカクつくようになった。クイックルックも非常に重くイラつくレベルで遅い。ウインドウをドラッグしてもスルッといかずにカクカクする。描画が追いついていない感じなのである。画面の反応がわるいので全ての動作に悪影響が出ているようでイライラが募るばかりなのである。
これは、なんとかしなくてはならない。
原因は停電だったのか?
実はこのトラブルは前回のChromeの「ユーザー1」トラブルと同時に発生したんですよね。
停電の時の状況はいきなり「プツン」とMacの画面が暗くって焦ったんですが、雷が治ってから起動してみると正常に起動したかのように思えました。ところが動作が劇重になったのです。
まずは、アクティビティモニタを確認してみますと、windowmanagerのCPU占有率が異状に高く50-90%ぐらいを推移している状態となっていました。これは何故だろうか?
7年落ちのiMacではありますが当時のiMacでは最高スペックでメモリもそこそこなので、今でもサクサク動いていてストレスは感じていなかったのです。ところが雷停電再起動後はもっさりして動きもカクカクなのです。色々やってみたけど治らない。メモリの空きは半分以上だし、システム環境設定>ログイン項目から常駐アプリも解除してみたけれど一向に改善しない。そもそも突然遅くなったのが解せない。故障の前触れなのか?
試してみたこと そして突然直る不思議さ
次に、内蔵ストレージ容量が残り少ないので、大きなファイルからDASに退避させて内蔵ストレージを開けてみる事にした。Mac OSにはストレージの使用比率を可視化したり、ストレージの状況をカテゴライズと可視化しながら整理がしやすくなっている。拙者の場合ストレージ逼迫の原因は大量の写真動画類この書類のほとんどがそうなのである。
システム設定>一般>ストーレージ
を開き、書類の横のℹ︎をクリックすると大きいファイルなどが表示されるので、いらないものは削除して必要なものは、先日追加したDASにどんどん退避させていく。それで内蔵ストレージを600GBほど開けることが出来た。しかし、(予想はしていたが)全く改善はできなかった。ネットで調べまくって色々やってみたが治らない。どうしたものか?
最後の手段として、システム環境設定>ディスプレイ>視差効果を減らすをONにしてみた。
♪───O(≧∇≦)O────♪ きたー サクサクー!
何故か分かりませんが治りました。良かったー。
試しに視差効果を減らすをOFFにしてみました。すると、なんとサクサクのままではありませんか。これはどういう事なのか?全くわかりませんが、何故か完全に治ってしまいました。アクティビティモニタを開いてwindowmanagerのCPU占有率を確認してみたところ、どんなに画面をグリグリいじっても10%を超えることはありません。
ところで視差効果って何が変わるのか?Mission Controlやなんかのアニメーションがなくなったりそんな感じみたいですね。
突然不調になった原因は分かりませんが、CPUとGPUの連携が上手くいかなくなっていたのかな?カクついていた時のGPU占有率は全く気にしてなかったんで見てないんですよね。
理由は分かりませんが、雷で電源が落ちたのが影響したのかもしれません。
しかしこんな簡単なことで治るとは予想外でした。これにて一件落着です。
終わりに
まとめると、示唆効果を減らすを一旦ONにしてOFFに戻しただけでカクつく画面は元に戻りました。同じように、停電やなんかで電源が落ちたあと、Macの画面が突然にカクつき初めて使用に耐えなくなった場合は騙されたと思って「視差効果を減らす」を入り切りしてみてください。これで治ればラッキーですね。
最後まで読んでいただき感謝です。
このiMac(Retina 5K, 27-inch, 2017)は非常に使い易くて安定しているのでとても気に入っています。こんなトラブルは初めてでしたが治ってよかったです。
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