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【試写さんぽ】HANIMEX 35 MICRO FLASHってホントに写るの? 試してみた結果w

この記事は約4分で読めます。

おはこんばんちは。ジャンカメハンターのぐりやんです。
前に整備したハニメックス35 マイクロフラッシュにフォマパンを詰めて試写してきました。
電池はフラッシュにしか使いませんから電池なしでいきました。結果はどうだったんでしょうか?

撮影データ

カメラ:HANIMEX35 MICRO FLASH 32mm F2.8 (テッサータイプ)
フィルム:FOMAPAN 100 Classic(100ft→18枚装填)チェコ共和国製
現像:D-76処方(自家調合)23℃ 6分 定着:ラピッドフィクサー 5分
スキャン:Nikon COOLSCAN Ⅴ ED + VueScan

ハニメックス35 マイクロフラッシュ

発光する赤外線フラッシュ

今日のカメラはハニメックスというあまりなじみのないブランドのカメラです
オーストラリアの会社らしいですが裏側にはJAPANの文字があります。
日本のセディックというメーカーが作ったカメラのようです。
さて、拙者が入手したのは、何故か赤外線フラッシュ付き。ちょっとレアなプラカメのさらにレアなバージョンです。このカメラはビートルの別名があるようですね。
しかしカメラの仕様は謎に包まれています。ネットで検索してもよくわかりませんしGizmoCastを聞いてみても良くわかりませんw。しかもフラッシュは赤外線仕様な謎仕様なのです。
そしてレンズの焦点距離はロモと同じ32mmというマニアックさw
構成は3群4枚のテッサータイプらしい。その他の仕様は謎なんですよ

撮影結果と作例

とりあえず、写ってましたw
なぜ心配だったかと言うと、このカメラシャッター速度単速固定でお天気マークで露出設定するんですよね。だから心配だったのですが、杞憂に終わりましたw
バッチリ写っていましたからねw

レンズ上部のお天気マークで露出を決定する?と言うよりもシャッター速度は単速ですから絞りだけを設定します。トイカメラ的な露出機構な割には搭載レンズはテッサー型でゾーンフォーカスなんですよ。
そのチグハグ感が非常に面白いカメラなんですね。

いい感じの周辺減光がありますね。写りは意外とシャープです。歪曲はあまり無いかな?

このカメラはアメリカの「Popular Science」という雑誌の1981年12月号にPocket's35 clamshell cameras go anywhereと紹介された数台中の1台として掲載されていました。

最短撮影距離に設定して撮ってみました。遠景はボケますが、あまりキレイなボケではなく周辺の画質が著しく低下しています。ホントにテッサー型なんだろうか??

クラムシェルというのは二枚貝のことで、キャップが無くレンズバリア一体型のカメラをそう呼んだのですね。

こちらも最短です。やはり周辺画質が低下していますねえ。トリプレット的な写りな気がします。

クラムシェルカメラとしてその他に紹介されたのはMINOX35、OLYMPUS XA、MAMIYA U、COSINA CX、CHINON Bellami、RICOH FF-1などでどれも魅力的なカメラですね。マミヤUとチノン ベラミは拙者もずっと探しているカメラです。

遠景での周辺画質の低下はあまり気にはなりませんが、やはり周辺画質の低下があります。このレンズ実はトリプレットかもしれませんねぇ。

とはいえオモチャっぽいカメラの割にはよく写るし、お天気マーク露出も捨てたもんじゃないです。

安く入手できれば面白いカメラですヨ。次はカラーを入れてみたくなりました。

お買い物リンク
拙者お気に入り、価格もお手頃で使い易いチェコ製のモノクロフィルムです。古いカメラでエモい写真を狙うなら断然ISO100がオススメですよ!

おわりに

此のカメラを使ってみた感想は「おもちゃっぽいのに意外と良く写る」ですね。オモチャっぽさ満開のお天気マークカメラですからねぇ。まあまあ凄いのではないか思いますしたw
入手時はシャッターが壊れていましたが、修理後は問題は無い様子でして、普通に使えるようになりました。写りはテッサーにしては周辺画質が低下しますね。トリプレットぽい写りだと思いました。周辺減光も強めなのでカラーを入れてしると化けるかも知れませんね。

ぐりやん
ぐりやん

最後まで読んでいただき感謝です。
ちゃんと撮れるか不安でしたが、ちゃんと撮れすぎてビックリですw
近いうちカラーを詰めて撮ってみますね。

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コメント

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