こんばんは〜。ジャンカメハンターのぐりやんです。
昨日煙を吹いたBM-201ですが、早速ですが発煙した場所を特定するため分解してみる事にしました。
Konica Bigmini BM-201発煙事件について
動作確認をするため久しぶりに電池を入れて、フラッシュにチャージされないように発行禁止モードに変更してからPOWERボタンを押して電源を入れるとチャージマークが表示されたあと、レリーズボタン付近が急に熱くなったと思った瞬間発煙したのです(汗)
すぐに電池を抜きましたが、何かが焼けこげたような嫌な匂いが立ち込めました。
発煙後の状態は電源は入るし設定変更などの操作はできるけどレリーズはできないという状態でした。
分解して発熱した場所を確認してみる
分解手順不明ですから、目につくネジを考えながら抜いていきます。
三脚穴横の錆びついたネジが折れてしまいました(汗)
ネジは後で何とかする事にして、めげずに分解していきます。
いじっていたら前パネルがポロリと外れました。フレキには90.10-4のスタンプが押してあります。
おそらく製造日でしょうね。
折れたネジの頭は出っ張っていましたから何とか抜くことはできそうです。
恐怖のコンデンサーが顔を出しましたので危険回避のために端子電圧を測定しておきます。今回は充電はされておらず0Vでした。いつもなら300Vとか冷や汗が出るような数値を示すんですけどね(怖)
このコンデンサよく見ると特殊なタイプで、二つのコンデンサーをシュリンクで背中合わせに繋いだものです。160μF+50μFとなっていて上下から足が出ています。おそらく並列接続して容量を稼いでいるのでしょう。コンパクトさの追求から編み出された技なのでしょうか?興味深いですねー。
黒いプラ製の外枠を外すとレリーズボタン周辺の発熱した部分が見えてきました。
既に見えていますが、マクロレンズで撮影してみましょう。
DKと書かれた部品が真っ白に焼けて割れてしまっています。白くなってますから、かなりの高温になったと想像できます。多分真っ赤になって焼けたんだろうな〜。
すぐ上に見える四角い金属カバーがついているのがレリーズスイッチですが、周辺に水が入ったような跡があります。長年酷使したからなぁ〜。
果たしてこのDKという部品が原因なのか、他の部分が原因でこの部品が焼けたのか?そしてこのDKという部品は何なのか?(すぐ近くにもう一個同じような部品が使われていて、そちらにはDK GFの文字が見える)
謎の部品 DK GF
DK GFで調べてみましたが、正確な部品名はわかりませんでした。おそらくトランジスターだと思いますが正確な部品名がわからないのでどうすることもできません。SOT-89のトランジスターだとは思うんですけどねー。もう一個のDK GFを剥がしてPNPかNPNかを判別して、一か八かでやっつけてみるかなー。
最後まで読んでいただき感謝です。
DK GF について知ってる方がいらっしゃいましたらコメント頂けると嬉しいです。
とりあえず剥がして動作確認するかなぁ〜。内部ショートであれば剥がせばレリーズだけはできるようになるかも知れないし。レリーズボタンも剥がして分解してみようかなぁ〜。
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