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【撮影散歩】ペトリ C.C petri 55mm F2 + α7Ⅱ ミラーレスでばえるレンズを楽しむ

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こんばんは。ジャンカメ ハンターのぐりやんです。
先日レストアしたC.Cペトリですが、気になる写りだったのでちょこっと試し撮りに出かけました。予想以上に面白い写りでしたのでちょこっとだけ紹介しますね。
断りがない限りは全て絞り開放での作例です。

特徴的な後ボケを醸し出すレンズです

この後ボケどうです?二線ボケと言えなくもないですが面白いボケですよね。

真ん中のちょい上あたりを等倍切り出ししてみました。なんか収差たっぷりな感じですね。
コイツぁオモロぃゾw

開放で空を仰いで撮っていますが、意外とフレアは出てきませんね 

こちらは中心からちょい右あたりを等倍で切り出し。
現代の優等生レンズが好きな方からは、駄レンズと言われそうですねw
しかしこの写りはどんなレタッチソフトでも作り出せないでしょうね。ま、作る必要もないですがw

この画像サイズではこのレンズの面白さはわかりませんねぇ。

こちらも真ん中あたりを等倍で切り出し。ナンジャコリャいや〜面白い写りですね。

ぐりやん
ぐりやん

このザワッとした感じに、ムムッと来ませんか?

らいか
らいか

この人ホンマ心配じゃわ。お医者さんに行きんさい!

このボケクセになりますね。

それでいて、とろけるようなボケを醸し出す時もあります。後ボケになる被写体のコントラストが低いとこうなるのかなぁ?

玉ボケは出るのか

中距離にピントを合わせて撮ってみました。中心部は玉ボケになりますね。周辺は口径食の影響が出てレモンボケになっています。しかし中心の木のちょい左のボケはなんなんですかね。こりゃ本当に面白いぞw

さっきのよりは近いピントなんで、玉ボケが大きくなっています。太陽を入れてみたけどやはりフレアが出て来ません。コンビネーションコーティング(C.C)は、逆光耐性が高いのかな?

さらに寄ってみた。キレイに写るじゃないですか!少しだけバブルボケですねー。
オンボロジャンクレンズとは思えませんね〜。

これは少しフレアっぽいですね。しかしながら道路脇の落ち葉のザワつくボケと木漏れ日の玉ボケ、そしてフレアの柔らかさがいい味を出していると思いませんか?

色はどうなのか

色もなかなかいいんですよ。これはF8に絞っていますからキリリと締まっていますね。

アンダー気味でもなかなか良いですね

ザワつくボケを狙いましたw

玉ボケを狙いました。これもフレアが出ています。どうやら斜めからの入射光に弱そうですね。
でも、いいんです。このやんわりとした雰囲気で一杯飲めますねw

遠景は?

だめだこりゃw。周辺がボケボケですね。55mmF2というスペックで周辺光量落ちも多めな気がします。まぁ遠景を開放で撮ってるのもどうかと思うんですがw。遠景は絞って撮れよ>ワシw
まあテストですからw。少し絞れば改善しますから絞れば良いだけの話です。

いつも同じようなことを言っていますが、オールドレンズはこういうダメなところ特徴がイイと思う人が使えばイイのです。
何と言っても、現代の優秀なレンズは絞りを変えても被写界深度が変化するだけで、描写は変化しませんからね。(実はレンズに合わせてカメラ内で補正されているという部分もありますが…)
それいう優秀なレンズを求めて技術は進化してきたのですからですから。

あとがき

これは面白いレンズですね。
実はspecter lensというタグを付けているエントリーがいくつかあるんですヨ。適当に作った造語なんですが、スペクターというのはお化けとか幽霊、亡霊、妖怪を指す単語らしいんですね。拙者がリスペクトしている「妖カメハンター五条さん」からヒントをもらい作った言葉なのですヨ。
五条さん、知ってますか?
そしてこのレンズもspecter lensに認定することが正式に決定されました〜。パチパチw
製品リンクつけたいけど流通してませんので、気になる方はネットオークションかネットフリマで探してみてくださいね。

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