当ページではアフィリエイト広告を利用しています

いつの間にか壊れていたROKKOR 35mm F2.8の分解修理 カメラの点検してますか?

この記事は約2分で読めます。

古いカメラは使わずに置いておくといつの間にやらトラブっていることが多いものです。

Dsc04422

たまにはカメラやレンズの点検していますか?

拙者は、たまーーにしてますよ。

で、いつものように点検していると壊れたレンズを探知しました。

Img_6063

確かこれは数百円で買ったMCロッコール35mm F2.8なんですが、絞り羽根に油が回ってじわっとしか動きません。

緊急オペを行います

すぐにオペを開始します。

先ずは、すぽっと内部鏡筒を抜きます。

って、

原因はオイルでした

Img_5825

べっとり、まるで油にどぶ漬したようです。これはひどい!

Img_5826

絞り羽根にも満遍なく油が回っておりますなー。

Img_5827

患部である絞り羽根を目指しさらに分解を進めます。

Img_5828
羽根が出ました。

Img_5829

一旦摘出。って凄い油です。
これは過去に油を注入されたのではないか?
ダメ絶対カメラとレンズに油は禁物ですよ。

絞り羽根を洗浄し組み立てます

Img_5830
ベンジン浴で洗浄します。綺麗キレイしましょ。
Img_5831

側も中身もさっぱり綺麗になったところで元に戻して行きます。

Img_5832
絞り羽根の組み立ては非常に難しいのですが6枚羽根なので意外と簡単です。
(いやホントはムズイですよw)

Img_5833

作動はスムーズでしたので、全て組み立てました。

Img_5834

あとがき

カメラやレンズに不用意に油をさすのは絶対にやめましょう。
特にダメなのはスプレー式の浸透潤滑油類(有名なCRC類)あれは精密機械に使うためのものでは有りません。浸透とは有機溶剤等が含まれていることを意味します。つまりゴムやプラスチックを犯します。そして噴霧された油が不用意に奥まで侵入し確実に故障を引き起こします。絶対にやめてください。
有機溶剤等が含まれていないシリコン系ならばと勧めているかのような発言をされているユーチューバーの方などもいらっしゃいますが、これも全くお勧めできません。自分でやるのは勝手ですが公言するのはやめて頂きたい。これを真似して一時的に動くようになったカメラを完動品として販売する方が出てきています。そんなカメラを初心者の方に掴ませたくは無いと思うのです。

ぐりやん
ぐりやん

最後まで読んでいただき感謝です。
カメラにオイルは禁物です。
ダメ絶対!

にほんブログ村 写真ブログ フィルムカメラへ
広島ブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました