前回は初めてのカメラは135(35mm)フィルムを使うカメラをお勧めってところまででした。
とまあそのスジの人には当たり前の事を書いたわけですが、何はともあれ・・・?
そこを書いていきたいと思います。
カメラ選びの3つの原則
- 予算
- 目的
- 写真歴
と思います。ま、これはデジカメでも全く同じと言えるんですけどね。
まず予算です
一時期は非常に安く楽しめていたフィルムカメラですが最近では、ランニングコストが上がってしまいお金がかかる趣味になってしまいましたから、カメラにかける予算は大事です。
そして目的
何を撮りたいのかって事ですな
それ以外にも購入目的って所も大事かな?
撮りたい!が目的では無い場合も考えられますからね。
そしてもう一つは写真歴から考える
当然現代では写真の入り口はスマホそこでもっと綺麗な写真を撮りたいとデジカメを求めて
なんらかの理由で銀塩に興味を持ったってのがほとんどでしょう。
ではやっと本題w
今回は1予算についてです。
フィルムカメラっていったいいくらぐらいが相場なの?
上の写真は135のフィルムを使うカメラを適当に並べてみたものです。
いちお名前だけカメラと同じ並びで
コダックレチナⅢc ペンタックスSP ライカM3
フォクトレンダービトーⅡ コニカC35FM フジTW-3 オリンパスペン
オリンパスXA2 コニカC35AF2 リコーGR1v ロモLC-A
ローライB35 Zorki1c コニカビッグミニBM201 フジカAUTO7DATE
それと一番上に初期の写ルンですw
これを見るだけでも選択肢が多いことがわかると思います。
135のフィルムを使うカメラが一番普及したカメラで種類も一番多く、当然中古の流通も一番多いんです。値段も種類も生産国もいろいろですw
何でもそうですが、中古品の価格はタイプやら種類やら人気度で大幅に変わってくるので、一概に相場がいくらって事は言えない事がわかって頂けると思います。
とりあえず最初のカメラを買うとしたら135(いわゆる一番メジャーなフィルムです)を買うのがお勧めです。誰に聞いてもそういうと思います。
さて、135のフィルムカメラを買う事に決めたのは良いけれど、カメラを買う上でまず考えておきたい事があります。何を買うにも一緒ですけどw
予算について
フィルムで写真を撮るということ。
最近はカメラ自体も値上がりしてきていますが、バカにならないのがランニングコストですね。
フィルム自体は135の場合でも1本1000円以上します。
そして現像+データー化がこれまた1000円程度。
撮影枚数は多くても1本36枚しか撮れませんから、1枚撮ってデーター化までで55円程度と非常に高額です。
そして忘れてはいけないのが電池です。
カメラによっては電池が入手できないもの、入手はできるが電池が高額なものも多いです。
それを頭に置いた上でカメラの予算を決めましょう。
ランニングコストがかかるからカメラもイイやつを選ぶのか?
ランニングコストがかかるからカメラはとりあえず安めで行くのか?
それを決めるのはあなた自身ですw
ま、ざっくりですが3つにカテゴライズしてみる事にします。
先ずは
金はあるんや!というあなた
松:10万以上の高価なカメラ
実は10万以上するフィルムカメラはそう多くはありません。
筆頭はライカでしょうね。
一時期はM型でも10万以下の物がかなり流通していましたが最近ではあまり見かけなくなりました。
そしてライカはレンズも高い。(最近は中国製のMマウントレンズなどもあるのでそういう楽しみ方もありですね)
このレベルだと保証もついているでしょうからリスクも少なめでしょう。
高額ですので保証なしは買わないほうが良いと思います。
ライカなど修理に出すと5万ぐらいは掛かりそうです。
そしてずっと人気で高値維持を続けている高級コンパクトカメラ。10万超える辺りから20万を超えるものまであります。こちらどうしても欲しい人は買っていただけば良いと思いますがあまりお勧めはしません。壊れたら修理は難しいですし、価格に見合う価値があるかというとちょっとうーんって感じなんですよね。如何せん値段が高すぎます。
竹:ちょっと美味しいものを我慢してちょっといいやつ〜というあなた
竹:5万以上から10万未満
ここが一番選択肢が多いですね。
ライカL(バルナック型)ならばレンズ付きでもこの価格帯で買えるものがあります。
また高級国産一眼レフなども選び放題です。
高級コンパクトも狙えるものが有りますね。
このレベルだと保証もついているでしょうからリスクも少なめでしょう。
梅:あれもこれもやりたいことがいっぱいできついけどやってみたい。あなた。
梅:1万以上から5万未満
実際はこの辺が一番オススメの価格帯になるかと思います。
レンズの流通量が多く安く入手できるマウントのカメラを選ぶのも良いと思います。
コンパクトやハーフカメラも色々選べます。
外観やらレンズの小傷を気にしなければ、竹レベルのものを狙うことも可能ですね。
写真の写りのみを考えれば外観は関係ありませんからねぇ。
割り切れる人はわざと外観が悪いヤツを安く買うのも良いですね。ピカピカで外観極上なカメラなんか買ったら床の間に飾って終わりそうじゃ無いですか?
うちには外観極上なカメラは殆どありません。(1パーセント程度w)
この辺の価格帯は保証がについていないものもあると思いますので注意が必要かな?
壊れてたら直せばイイじゃん。というあなたは
番外:1万以下(ジャンク含む)
この辺りになるとマニアにしかオススメできないものがほとんどだと思います。
難あり品とか書いてある奴らですね。
もしくはジャンク品とか現状品とか保証なしというやつら。
拙者はここが一番好きなのは秘密です。
1台目でここを狙うのは、リスク多めですね。
結論
カメラに使える予算を決める上で忘れてはならないのがランニングコストです。
ランニングコストを考慮してカメラに掛ける金額を決めましょう。
電池が必要なカメラの場合は電池の入手性と電池代にも注意して。
電池が手に入らなくても電池アダプターで対応できる場合もあります。
中古ですから保証にも気をつけましょう。
次回は目的について。
あなたの目的は?考えといてくださいね。
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