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【レビュー】Lomo LC-A Minitar-1 Art Lens 32mm F2.8 Mマウント | 買ってみた 撮ってみた

この記事は約8分で読めます。

ジャンカメハンターのぐりやんです。
ジャンク好きの皆さぁんw今回は残念ながらジャンクではあーりません。
久しぶりに新品のレンズを購入したんです。

友情出演はミノルタCLEにお願いしましたw

Lomo LC-A Minitar-1 Art Lens 2.8/32 M

では、本題。
この謎のレンズは何かと言うと、Lomographyの製品で
LOMO LC-AのレンズをライカMマウント化したレンズなのです。「LOMO LC-A」って知ってますか?
世間一般で「LOMO LC-A」というカメラのことを「ロモ」と呼ぶのです。

らいか
らいか

世間一般って?
わたしは、ロモって言われても知らんしぃ〜。

知らない方はいらっしゃーい


で、買ってみて、使ってみて、どうだったのか?
もう最高ですよw
他の人とは一味違う写真、最近同じような写真しか撮れないなーとお悩みの方には是非オススメしたいと思います。

ゲキ薄パンケーキで見た目もユニーク! ゾーンフォーカスのクリックもありますが、ちゃんと距離計に連動します。


それでは、まずは下手な作例から見ていただきましょうかね。
そうそう、SONY α7Ⅱに装着して試写したんですけど手振れ補正設定に32mmが有るんですよ!
32mmのレンズってMINITAR以外にありましたっけ?
もしかしてMINITAR専用かな。だとしたらビックリですね。

試し撮り

ヘリコイド付きのマウントアダプターを介してデジカメで試し撮りです。

何の変哲も無い写真ですね。

では次はどうでしょう?

状況によりマゼンタ被りが出ますね クリックで拡大

このサイズでも周辺光量不足がよくわかると思いますが、ぜひクリックして拡大してみてください。
周辺が全く解像していないんですね。かなりボヤッとしています。
ちゃんと解像しているのは真ん中辺りだけなんですね。

でも、見方によっては、真ん中に視線を集中させる写りとも言える訳です。
こんなレンズが現代に販売されているのが奇跡なんですよね。分かります?w

らいか
らいか

だから、わかんないって、言ってるんですけど。

空を入れるとロモっぽくなりますね。
この煙突斜めに生えてますw

空を多く入れて入れるとロモっぽい

もちろんカメラ側のエフェクトは全く使っていませんよ。ホワイトバランスはお天気マークです。
実はロモで撮影してもここまで周辺がボヤッとした写真はなかなか撮れないんです。
なぜかと言いますと、ロモはプログラムオートですから任意の絞りを選ぶことができない、つまり日中に撮影しても勝手に絞り込まれて、パンフォーカス的な写真になっちゃうんですよ。

さて、どんどん作例を出していきますよ。

クリックで拡大

背景によってはグルグルボケもでますよ。なんか不思議な感じですよね。

クリックで拡大

またまた、場合によってはこのようなザワついたボケもでます。
なかなか表現豊かなレンズですねぇ〜。

LOMO LC-Aの作例も載せてみますよ。

こちら本家本元 LOMO LC-A の作例 もちろんフィルムですよ。

やはりフィルムには負けますかねー

らいか
らいか

何が負けるん?

やっぱし意味わからんわー

もうちょっとロモの記事や作例を見てみたい方はこちらへどうそ。もちろんググっても沢山の記事がありますよ。

ヘリコイド付きのアダプターを使えばマクロ域まで踏み込める?

このレンズはライカMマウントですが、ロモと同じように最短は0.8mなんです。
しかしデジカメでヘリコイド付きのアダプターを使えば25センチ(撮影センサー位置マーク)程度まで寄ることができます。ちなみに拙者のヘリコイド付きアダプターは繰り出し量5ミリのやつです。
某社の6ミリタイプだと更に寄れると思います。

日の丸カマキリw

今回この花の写真のみF5.6程度に絞って撮っています。

何の花かは、わかりませんが、綺麗な花です。

こちらは、老木に群生してるキノコです。

きのこ

 

トタン 周辺がぼやっとしている
ケイトウ

撮影後記

LC-Aが3台もあるのになぜワザワザ、Mマウントを買ったのか?1台潰してレンズ取り出してMマウント化すりゃあええじゃん。と思った方もいらっしゃるかと思いますが、完全不動で修理不可品があればレンズ摘出して改造レンズもありですが、ジャンクを3つ買っても修理できちゃったので、部品取りにならないんですよ。

閑話休題

撮影後にMACの大画面で確認してみると、周辺がぼんやりしているのにビックリしています。
これは球面収差だろうと思います。絞れば改善されますからね。
これらの周辺が早っとした写真がロモっぽいかというとロモっぽくありません。
ロモだったら勝手に絞られるので、周辺がぼやっとはならないんですね。ですからこのレンズを開放で撮ると「ロモっぽく無い」写真になってしまうんですね。
もう、ちょっと絞っての撮影も織り交ぜるべきだったなぁ。
しかし考え方によっては、絞りのコントロールによって表現の幅が広がるわけですからね。
こんなレンズが現代に販売されるのが奇跡と上にも書きましたが、ほんとこんなレンズを作ってくれたLomographyに感謝ですよ。

追記:絞りを変えて再度試写してみました。絞ってとればロモっぽい写真が撮れました!

こいつ、閉めやがる気かと思ったあなた。忘れてませんよ。

次行ってみよう!

Lomo LC-A Minitar-1 Art Lensの開封と外観レビュー

Lomographyの製品といえばオシャレな箱ですよね。

もちろんこのレンズもオシャレな箱に入って来たわけですが、レンズが小さいせいもあるのか、とてもコンパクトな箱です。

開けるといつもの感じで凝った写真集兼説明書と保証書などそして本体が鎮座しております。右側にはクリーニングクロスが入ってます。
で、カメラにつけた感じは?

めちゃ薄いです。ロモのレンズですからレンズはボディの中にめり込みますよね。

ロモと同じレンズとはいえ現代的なマルチコートのようです。ちやんとコバ塗りもしてあるようでレンズ周りが黒いですね。ロモはコバ塗りが省略されたようでレンズ周りが白いですね。(うちのキリル君はコバ塗りがしてあるようですが純正かどうか不明です)

どうもこのレンズマイナーチェンジがされたらしく、レンズ銘が
Lomo LC-A Minitar-1 Art Lensn2.8/32M
となっており、nが二つ入っています。

ピントレバーと指標はロモの雰囲気を踏襲していますが、無限遠が「∞」では無く「INF」になっています。

最小絞りは「16」から「22」になっています。

友情出演はミノルタCLEにお願いしましたw

そしてオシャレな、メタル製ねじ込みキャップが付いてきます。実は拙者ねじ込みキャップが嫌いですw(小声)

終わりに

実はこのレンズ少し前まで結構お高い値つけがされていました。
しかし今は結構お安くなっています。(ロモグラフィー 直販)ただしシルバーは今はないようですのでどうしてもシルバーって人は今の所中古を探すしか無いのかな?(22.10.9現在)
拙者は、ずーっと在庫切れだったのが復活した上に値下げされたので飛びついたのですが、また品切れになりそうな雰囲気があります。
(公式ショップではマウントアダプター 付きが売り切れました:22.10.9現在)
(公式ショップではレンズ本体も売り切れました:22.10.19現在)

マウントアダプターといえば、Lomo LC-A Minitar-1 2.8/32 M は LM-EA7では使用出来ませんのでご注意ください。LM-EA9は持っていないので不明ですが、おそらく使えないのではないかと思います。(どなたかが検証していただくのを待つしかありません)

最強に物欲が刺激されまくった人はロモグラフィー公式ショップを覗いてみてもいいかもしれません。前の値段を知っている人はお得感がわかると思いますよ。
シルバーや旧タイプ(n無し)が欲しい人は中古を探しましょう。

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