前回の日食撮影の自作の代用NDフィルターについて、いつもコメントを下さる「明日は明日の風が吹く」のSEINOさんから質問コメントがありましたので、ショボイ機材の紹介でもしてみますか(^-^;
太陽を捉える方法
実は私も前回の2009年の日食の時にいろいろな実験をしました。
もちろん小さい頃に遊んだお菓子の銀紙とか下敷きも考えましたがちょっとムリでした。
フィルムの切れっ端
最初にやったのはSEINOさんと同じフィルムの切れっ端。
カラーフィルムとモノクロフィルム両方試しました。
わたし的にはモノクロの方がイイ感じでしたね。
どちらも、2,3枚重ねたと思います。
フロッピーディスク
そして、コメントをいただいた「たったのあーもん」の「きあい」さんにヒントを得てていうかパクって(^-^;
FDで撮影してみました。
そしたら、これがとってもイイ感じ。
ですが、当時E-P1とTAMRON500mmをつなぐすべがありませんでした。
ですので、E-P1はサブE-P1+TELE-ELMARIT 90mm
で銀塩のOM-1にTAMRON500mmの2台体制で本番に臨んだのです。
ですが、今回はマウントアダプターがありますので組み合わせ可です。
で、
こんな感じの組み合わせで撮影に望みました。フロッピーディスクのディスクのみを取り出してレンズの前に貼り付けてます。
バラしてみると
こうなります。
E-P1本体
SDカード(EYE-FI)
OLYMPUS MMF-1
KIPON OM-FOURTHIRDS
TAMRON adaptall 2 OM
TAMRON 55B 500mm F8
MITSUBISHI KASEI DataLife改NDx
真ん中にあるのがFDを分解してディスクのみにしたものです。
これが55Bにほぼピッタリなんですよね。
そういえば今やFDでピンと来ない人いるかも知れませんね。
FDとはフロッピーディスクのことで一昔前にパソコン等で使われていた可搬記憶媒体です。
媒体自体はドーナッツ状のプラスティックのディスクに金属の磁性体と呼ばれるものが塗布してあります。
磁性体の主成分は金属なので紫外線や赤外線を遮る効果も期待できそうですね(過信は禁物)
ま、今回はライブビューですので全く問題なしですがw
で、また2009年の話に戻って、撮れた作例はリンク先を参照されたしw
E-P1
作例
OM1で同じ組み合わせで撮影したものも貼っときます。
OM1+55B@2009.7.22
E-P1+55B@2012.5.21
ただしE-P1は画角が1000ミリ相当になりますので太陽の大きさも倍程度で写ってます。
と言うわけで、日食用自作フィルターのお話でした。
このレンズ、タムロン55Bお気に入りなのですが、バル切れが悪化してきてるんです。
助けてー(^-^;
コメント
なるほどFDですか。
ミラーレンズにはちょうどいいフィルターですね。
チョコの銀紙とかも使えるかなとも思ったのですが試さずじまいでした。
しかしバル切れですか、うーん。
とりあえずは温度変化に気をつけて下さい。