minolta HI-MATICのシャッターの構造について

この記事は約2分で読めます。

初代ハイマチックについて質問が有りましたので、ちょっとしくみの説明をば。

minolta HI-MATIC のシャッターの仕組み

シャッターをチャージした状態でないとAUTOリングが回らない構造になっているんですが
どういうしくみかというと
露出計からシャッター兼絞り(Aの時)に露出を伝えるカムが
絞りリングの動きを制限する様な構造になっています。
解りにくい説明で申し訳ありません。
とりあえず写真をば。

  1. 絞りA 未チャージ ○で示すのは露出伝達カム
  2. 絞りA チャージ ○で示すのは露出伝達カム
  3. 絞り2 チャージ ○で示すのは例のピン
  4. 絞りリングの動きを制限するピン

です。解るかな?

1ではピンが邪魔をして絞りカム環がAの位置で固定されています。
2ではシャッターをチャージしたために、露出伝達カムが作動し絞りカム環が動かせる状態になっています。
3では絞りカム環を動かしF2にセットしました。
さて、問題の海野さんの個体ですがシャッターをチャージしたとき
2の写真の状態になるでしょうか?
とりあえず御確認下さい。
おっと、もう一つ
R0014497
ココまで分解しましたか?
つまりヘリコイドからシャッターASSY取り外しましたか?
もしそうならば、取り付けに問題が有るかも知れません。
まあ、ぼちぼちいきましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました